転生したら天才に!?【KZ事件ノート】〜幼少編〜

No,13　トップは私だし! ページ18

そーいえば、成績表みたいのでトップになった子を見つけた。

名前は日暮未里亜。

クウォーターらしく、黒髪だが目が蒼く澄んでいる。

やっぱ、美人っていいねー...。

この子そーいえば、異様な空気放ってたんだよねー....。

「ふふ、これこそ偉大なる古来の魔術書、エンペラーメモリー...皇帝の記憶!!ふはははっ!!!」

うん、私を含めた周りの人ドン引き。

どこの中二病患者ってツッコみたい。

一応、未里亜ちゃんって小学三年だよね?

...中学生の未里亜ちゃん想像したくない...。

まぁ、そんな所以外は普通に才能がありフルートを披露していた。

で、あの中二病まじりの言動も一つの個性として審査員はとらえてるみたい。

…あの発言以外は『おはよう』とか普通に本当に普通だった。

趣味にのめり込でいすぎなだけであって悪い子ではないことはわかる。

「ねぇ、貴方Aちゃんでしょ？」

ニコーと人当たりの良い笑顔で話しかけてきたのは、私の頭の中で話題の未里亜ちゃん。

「うん、そーだけど。」

「私貴方と仲良くなりたかったの！これからのダブルセンターとしてよろしくね！」

手を差しだされたけど…ちょっと待って。

この子、ダブルセンターって…。

「どんな子か気になってたんだぁ。私趣味がファンタジー小説読破だから時々あーなるけど気にしないで。」

うん、気にします。

というか、普通に他人の目を気にして下さい。

そしてダブルセンターってなんのこと?

「Aかい?アタシは小路亜美(こみち あみ)。特技はクラリネット。あと、ダブルセンターってのはあそこに座ってるオッサンが決めた。ちなみにリーダーはアンタね、未里亜にはできそうにないし…。アタシは向いてない。ここで寝てる木織朱雀(きおり すざく)はこの通りバカだs「バカじゃないもん!」起きてたのかよ!!・・・まぁ、メンバーはアタシと朱雀、未里亜、アンタの四人だよ。」

まず思ったことがある。

...絶対亜美ちゃんのがリーダー向いてると思う!

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