24. ページ28
お約束とでも言えば良いのか、やはり彼らは出先でトラブルに巻き込まれていた
今回は
そう、私には関係の無い出来事
たった今、私の進む先で起きているそれも
《いや、流石に止めなよ》
〈私には、関係無いのに〉
仕事を終えてギルドへ向かっていたところで遭遇してしまったのは、一触即発の状態で向かい合う
彼が以前あの子たちにしたことは聞いているし、こうなるのは自明の理
〈それに、大したことにはならないでしょう〉
恐らく
言葉であろうと暴力であろうと反撃することはない
そして、一方的にやられても大事にはならないだろうし、そもそも自業自得である
そう...相手がシャドウギアならばそのまま放っておけた
けれど予想外の人物も近付いていることに気が付く
(...何故)
《これは、厄介なのが来たね》
素通りしてくれることを願うが、あまり期待できないだろう
《駄目だよ
彼、イライラしてる》
案の定、
97人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:金城にこ | 作成日時:2017年1月15日 19時