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17. ページ21

早々に言葉での説得を諦め他人...他猫?

...うん、まぁ他力本願ということで

しつこいナツを適当にあしらいながらハッピーに近づき

「ハッピー起きて」

声をかけながら揺すり起こす

「え、ちょっと雑すぎませんか?!」

それなりの勢いで揺すった為かルーシィに止められた

「違う意味で起きなくなりそうでしたよ?!」

「そんなにか弱くないと思うけど」

「雑だった自覚はあるのね?!」

一々声が大きくて疲れないのだろうか

...ナツはナツで「そんなことより勝負しろ」と文句を言っているがそれはもう慣れたものなので聞き流す

「えぇまぁ、さっさとナツに帰ってほしくて」

「開き直った!」

「...あなた、忙しいわね」

テンポ良く返ってくるルーシィの言葉に思わず笑ってしまう

「誰のせい...っ!」

と、彼女が言葉を詰まらせ

「〜っ!
反則よ!!」

顔を真っ赤にして脈絡なくそう叫んだ

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作者名:金城にこ | 作成日時:2017年1月15日 19時

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