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ひろが放った蝶が森の奥へと消えてから数分後、今度はその森の奥から足音のようなものが聞こえ始めた。
今度は何が起こったのかと森の奥をじっと見つめていると、真っ黒で大きい何かが俺の前に姿を現した。
少しずつ近づいてくるその物体を目を凝らしてよく見てみた俺は、もう少しで腰を抜かすところだった。
だってそれは、慎重や体重が俺の何倍もある大きな大きな熊だったから。
そしてその熊を先頭に冬眠から目覚めたであろう動物たちがこちらに向かってズラーッと一列に並んで歩いてきていた。
あまりの衝撃に俺は、暫くはその場から動くことも声を発することも出来なかった。
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宏光「ふぅー、これで3つ目の任務も無事終了〜」
冬眠から目覚めた動物たちが泉の水で冬眠中にカラカラになった喉を潤し始めた頃、今の魔法で体力を使い果たしたのか少しげっそりとしたひろが俺の方にふよふよと飛んできた。
太輔「ひろ、お疲れさま。蝶のやつ、すごかったね!」
宏光「えへへ、太輔に言われると何か照れるぅ〜//」
そう言って頬をピンク色に染めたひろ。
その姿は、そこにいるどの動物たちよりも愛らしく感じた。
宏光「じゃ、そろそろ帰りますか!」
帰りの空の旅は行きよりも短く感じて、ベランダに着地したとき少し名残惜しく感じた。
だけどひろによると、明日も空を飛ぶらしいから今日はドキドキワクワクであんまりよく眠れないかもね。
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ピンクマカロン(プロフ) - Yuki*さん» ところだったので、次に書くときは是非参考にさせていただきます!最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*) (2016年10月20日 1時) (レス) id: c1cc601ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクマカロン(プロフ) - Yuki*さん» こんばんは!Yuki*さん!!コメント、ありがとうございます(//∇//)春らしいふんわりほんわかしたお話を目指していたので、そう言っていただけて嬉しいです♪そして貴重なご意見まで本当にありがとうございます!実は他の季節でも書いてみようかなぁなんて思っていた (2016年10月20日 1時) (レス) id: c1cc601ed2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki*(プロフ) - 欲を言えばもっと二人のイチャイチャが見たかったですが(>_<)このほんわり暖かくも切ないラストだから心に残るのかなと思いました!素敵な作品ありがとうございます♪♪春が来る度思い出して幸せな気持ちになれそうです(*^^*) (2016年10月19日 20時) (レス) id: b238d31f3a (このIDを非表示/違反報告)
Yuki*(プロフ) - ピンクマカロンさんこんばんは♪こちらのお話の世界観がほんわりしていてとても好きでした〜☆春ってこんな感じで妖精さんが頑張ってるんだと思うと何だか幸せな気持ちになりました!最後二人がどうなるんだろうと思っていましたがみっくんは帰ってしまったのですね (2016年10月19日 20時) (レス) id: b238d31f3a (このIDを非表示/違反報告)
ピンクマカロン(プロフ) - まちゅさん» コメント、ありがとうございます♪素敵なお話、そう言っていただけると書いて良かったと思えます。儀式はお話中にも書きましたが某ジブリアニメがモデルです。臨場感を感じていただけたのなら幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*) (2016年10月16日 14時) (レス) id: c1cc601ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ピンクマカロン | 作成日時:2016年5月31日 22時