Tuesday. 咲き乱れる花々 ページ2
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翌日の火曜日から、早速春を迎える準備が始まった。
春の準備は朝にやるのがもっともいいらしく、おかげで一週間会社を休まざるを得なくなった俺は、仕方なく課長に酷い風邪を引いたと言う嘘の電話をする羽目になった。
まぁ、普段真面目に働いてるしたまにはいいよね、と自分に言い聞かせて無理矢理納得した。
さらに宏光曰く場所は外が良いらしく、公園とかに行ったら俺が不審者がられるので、ベランダでやることにしたんだ。
宏光「まずはお花さんたちからぁ♪」
準備体操を終えた宏光が、可愛い掛け声と共に目を閉じた。
すると次の瞬間、宏光の着ている服に変化が表れ始めた。
天使が着ているイメージのある純白のワンピースみたいな服は薄桃色のワンピースに変わり、その服の表面には色とりどりの花々が鮮やかに咲き始めたのだ。
赤いやピンクのバラ、黄色いタンポポ、オレンジのガーベラ、紫のチューリップ、………そういった花たちが薄桃色の服を彩っていく。
太輔「うわ…っ」
俺はその何とも不思議な光景に、思わず感嘆の声を漏らした。
宏光「んふ、いいにお〜い♪」
花が美しく咲き乱れたその服を満足気に眺めながら、宏光は満面の笑みを浮かべていた。
太輔「えっと、……これは魔法か、何か？」
宏光「うんっ！これ取得するのに20年もかかったんだよ！」
太輔「え、に、20年！！？」
宏光「うん！すっごく大変だったんだぁ」
２０年って、俺よりずっとキャリア積んでるじゃん。
俺、絶対年下だと思ってたんだけど。
太輔「ねぇ宏光。宏光って一体何歳なの？」
宏光「え？300歳だよ！」
太輔「・・・・・」
うん、余裕で先輩だった話ね。
これからは宏光パイせんと呼ぶことにしよう。
まぁ、呼ばないけどね。←
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ピンクマカロン(プロフ) - Yuki*さん» ところだったので、次に書くときは是非参考にさせていただきます！最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*) (2016年10月20日 1時) (
レス) id: c1cc601ed2 (このIDを非表示/違反報告)
ピンクマカロン(プロフ) - Yuki*さん» こんばんは！Yuki*さん！！コメント、ありがとうございます(//∇//)春らしいふんわりほんわかしたお話を目指していたので、そう言っていただけて嬉しいです♪そして貴重なご意見まで本当にありがとうございます！実は他の季節でも書いてみようかなぁなんて思っていた (2016年10月20日 1時) (レス) id: c1cc601ed2 (このIDを非表示/違反報告)
Yuki*(プロフ) - 欲を言えばもっと二人のｲﾁｬｲﾁｬが見たかったですが(>_<)このほんわり暖かくも切ないﾗｽﾄだから心に残るのかなと思いました！素敵な作品ありがとうございます♪♪春が来る度思い出して幸せな気持ちになれそうです(*^^*) (2016年10月19日 20時) (レス) id: b238d31f3a (このIDを非表示/違反報告)
Yuki*(プロフ) - ﾋﾟﾝｸﾏｶﾛﾝさんこんばんは♪こちらのお話の世界観がほんわりしていてとても好きでした〜☆春ってこんな感じで妖精さんが頑張ってるんだと思うと何だか幸せな気持ちになりました！最後二人がどうなるんだろうと思っていましたがみっくんは帰ってしまったのですね (2016年10月19日 20時) (レス) id: b238d31f3a (このIDを非表示/違反報告)
ピンクマカロン(プロフ) - まちゅさん» コメント、ありがとうございます♪素敵なお話、そう言っていただけると書いて良かったと思えます。儀式はお話中にも書きましたが某ジブリアニメがモデルです。臨場感を感じていただけたのなら幸いです。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました(*^^*) (2016年10月16日 14時) (レス) id: c1cc601ed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ピンクマカロン
| 作成日時：2016年5月31日 22時
