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「じゃあお言葉に甘えてもいいですか?」


「もちろんです!行きましょ!」





本当にいいのだろうか、北山さんの家に行って。

もし歯止めが効かなくなったら?



もし、




もし俺の気持ちが北山さんにばれたら?






そんな思いと反対に北山さんと一緒にいたいっていう俺の醜い欲がどうしても頭から離れない。


そしてまた俺はその欲に負けたんだ。






「おじゃまします。」


「適当に座っててください、お風呂入れてきますね。」





ソファに座りながらこの後どうなるのか不安でいっぱいだった。

何も無いとは思うけどもし俺がなにかしらやらかしたらこの先北山さんには会えない。




「藤ヶ谷さん大丈夫ですか?」


「え?」


「なんだか眉間にしわ寄せて苦しそうだったか。」


「なんでもないです、ちょっと考え事。」


「それならいいですけど、あ、お風呂入るまでなにか飲みます?ビールぐらいならありますよ。」


「ん〜、このまえやらかしちゃったからお酒はやめとこうかな 笑」


「じゃあお茶いれてきますね、俺はビール飲みます〜!」





「じゃあお疲れ様でした、かんぱい!」

「かんぱい」



「あ〜、おいしいなあ仕事のあとのビールは。」


「おいしそうに飲みますね北山さん。」




見ていて癒される

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作成日時:2018年6月8日 22時

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