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「ん、」


目を覚ますと見慣れない部屋、あ、北山さんの部屋か。そういえば泊めてもらってたんだ。


あれ、昨日いつ寝たっけ。北山さんがお風呂入ってる間に寝たのかな。





俺の体にはブランケットがかかってて。

北山さんがかけてくれたのかなってそんな優しいところも好きだな〜とか朝から考えてしまった。









「北山さんどこ、」


洗面所で顔を洗わせてもらって部屋を見回すと寝室らしきところで北山さんは寝ていた。


寝顔、かわい。







「北山さん、起きなくて大丈夫ですか?」

「んあ、ふじが、やさん、」

「お仕事お休みならいいんですけど。」

「休みです、」



北山さんの寝起き破壊力はんぱないな、これは早く帰った方が良さそう。
そうしないと俺の理性が持たない。





「それならよかった、僕午後出勤なんですけど長居するのも申し訳ないので帰りますね。
北山さんは寝ててください。」


俺がそう言っても何も言わない北山さん。

寝起きだから頭回ってないのかな。






寝癖すら可愛く見える俺は重症だ。

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作成日時:2018年6月8日 22時

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