tell me7 ページ8
私はハッとし、偉そうなことをいってしまったと少し眉を下げる
笠松さんと森山さんの方を見ると目を見開き固まっていた
リラックスしてもらおうとここに来たのに福井さんの期待を裏切る形になってしまった…後で福井さんに謝っておこう
「…偉そうにすいませんでした…下がりますね。」
そう言うと立ち上がり席を立つ、
するとパシッという音と腕にある温かい温もりに振り返ると、笠松さんに腕を掴まれていることに気づく。
笠松「…わ、わりぃ。腕掴んじまって、少し驚いただけだ。気にするな」
森山「…あ、すいません。そこのボーイさん」
氷室「失礼致します
お客様いかがいたしましたか?」
森山「Aちゃんを笠松の方で指名でつけておいてくれない?」
氷室「かしこまりました、ありがとうございます。
ごゆっくりお楽しみくださいませ」
森山さんは近くにいた氷室さんを手招きで呼びつけると笠松さんに私を指名でつけてといい氷室さんを立ち去らせた
突然のことに私も笠松さんも目を見開きその場を動けずにいた
既に氷室さんがインカムで「Aちゃん場内指名入りました。」と伝えており、そのまま立ち尽くしていると
笠松「Aさん。
と、とりあえず座わろうぜ」
「…いいんですか?」
笠松「大丈夫だ、森山が悪かったな…」
再度笠松さんの隣に腰を下ろすと、耳まで真っ赤にしながら笠松さんが下を向く
笠松さんは、とても一生懸命で優しくそして温かい人…
私の心もじんわりと熱を帯びていた
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作者名:ちっぴー | 作成日時:2015年2月27日 1時