tell me4 ページ5
福井「…おぅA
後1分遅れたら遅刻だったなあ?」
「ご、ごごめんなさい!!!」
福井「…ったく、最初ここに入ってきたときは時間にだいぶ余裕あったろうが
…何かあったのか?」
「と、特に何も…」
福井「まともに息が出来ねぇくらい走んな…
おーい!劉、水くれ」
慣れないヒールで全力疾走したため息が絶え絶えで心臓が痛い…
劉くんが運んできてくれた水を福井さんから受け取りちびちびと飲む
だいたい、氷室さんと雑談していたら遅れましたなんて言えるわけがない
もし、氷室さんが怒られちゃったら申し訳なさすぎる
福井「お前がギリギリに入ってくるのが気になったから聞いただけだ、気にすんな。
…次は気をつけろよ」
頭にポンっと手を置き、開店のために福井さんは入り口に向かって行った
劉「…Aがギリギリなんて珍しいアルな。」
「…劉くん…」
劉「福井は心配してただけアルよ「Aがこねぇ、どうしたんだ」と、気にすることないアル。」
「…私の不注意だからさ、」
劉くんの言葉に返事をするのと同時に
いつもの聞きなれた挨拶が聞こえてきた
福井「大変お待たせ致しました!
ようこそいらっしゃいませ!clubY開店致します!」
福井さんのこの一声で他のボーイさんもいらっしゃいませ!と復唱する声が聞こえる。
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作者名:ちっぴー | 作成日時:2015年2月27日 1時