tell me11 ページ12
2人が出て行った扉を見つめ賑やかだったVIPルーム内に少しの静寂が訪れる
宮地さんに名前を呼ばれて振り返ると、ソファーをポンポンと叩きこっちにこいと合図をする
私は浮足で宮地さんの元に駆け寄る
宮地「…A」
「宮地さんに会えなかった1週間がとても長く感じました…」
宮地「A…会いたかった…」
「そんなの、私もです!」
宮地「ドレス見たことないやつだな、新しく買ったのか?」
「はいっ!初めて気付いてもらえました!ありがとうございます、宮地さん!」
宮地「…すっげぇ可愛い、似合ってる
Aがウエディングドレス来てるみたいでなんかいいな…」
優しい面持ちで壊れ物を扱うようゆっくりゆっくりと撫でてくれる
扉のノック音が聞こえ宮地さんはパッと頭から手を離すと「失礼します。」と宮地さんの名前が掘られているネームプレートがキラキラと照明にあたり輝きながら福井さんがボトルを運んできた
福井さんがグラスを2つ準備して、氷をグラスに入れていると宮地さんが「お前も飲めよ。」といい福井さんはニッと笑うと「じゃあ遠慮なく、」とグラスをもう一つテーブルに置いた
ドリンクを作り終え、福井さんが私達に配ると「かんぱーいっ」と3人でグラスを傾けた
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作者名:ちっぴー | 作成日時:2015年2月27日 1時