〜８〜 ページ8
いや逆にこんなに顔が良くて腹黒いっていうのがギャップになっていいかも。
･････自分が関わる分には絶対嫌なタイプだけど。
「翔ちゃんの顔好きだね〜。さっきからずっと見てる」
「大野さんいいの？」
「え？何が？」
「Aさん、翔さんに夢中になっちゃってるけど。放ってて大丈夫？」
「ん〜････」
『いやいや二宮くん。何で智にそんなこと聞く必要が････』
私のツッコミを無視し、「どうなの？」と楽しそうに聞く二宮くん。
いや無視は悲しい。
智も少し考える素振りをして、すぐにいつもの笑みに戻った。
「別にいいんじゃない？俺達の顔は見飽きてるだろうし、Aだって刺激ほしいでしょ？」
「えー？このまま翔さんのこと好きになっちゃったらどうすんの」
「それはあり得ないよ。確かに櫻井くんはかっこいいけどね、Aの彼氏には相応しくない。まぁまだ会ったこともないけど」
「へぇ、余裕だね〜」
『ちょっと私を持ち上げ過ぎじゃない？そもそも櫻井くんみたいなイケメンエリートが私を好きになるわけないじゃん』
「あ、それもそうか」
『そこは否定してよ！？』
「あはは。大丈夫、Aは可愛い」
『智に言われても････』
言われ慣れてんのね。と二宮くんが察したように言った。
よく分かったね。
ちっちゃい頃からの口癖になってんの。
昔から過保護だし、他の女の子と絡んでるのなんか小学校まで。
中学校も高校も授業以外で女の子と関わらないって言われた時は
正気か？って本気で心配したよね。
せっかくの青春時代を私とだけしか過ごさないって。
何だその寂しい思い出。
「二人とも明後日ってお昼空いてる？」
『え？うん。私は空いてるよ。智は？』
「俺も空いてるけど」
「なら明後日に会おう！今連絡したら二人も空いてるって言ってるから」
「意外とすぐだねぇ」
『えー！何かドキドキしてきた････何かあったら介抱してね』
「すっげぇ大袈裟」
あはは、と私の頭を撫でる。
いや大袈裟とかじゃなくて本当にやばいんだって。
心臓破裂しそうだもん。
無理、こんな状態で会ったら口から胃が出る。
松本くんはともかく、櫻井くんは目の保養にしては刺激が強いよ。
大丈夫？私失神しない？
まぁしたらしたで智に介抱してもらうからいいけども。
「ねぇ、Aさん」
二宮くんがニヤリと意地悪そうに笑った。
「あなたの番犬、翔さんに噛みつかないといいね」
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みかづち(プロフ) - ねいさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！これからも皆様に楽しんでいただけるようなお話にできるよう、頑張りますのでよろしくお願いします！ (2020年1月26日 2時) (
レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
ねい(プロフ) - みかづち様初めまして。小説の方、何度も読み返すほど、とても楽しく拝見させて頂いております。今後の展開がとても楽しみです。お忙しいとは存じますが、お身体の方大切になさって執筆の方頑張って下さい、応援しております。 (2020年1月25日 20時) (レス) id: 01e0d6e0af (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - うめさん» ありがとうございます〜！早く更新できるよう頑張ります^^ (2020年1月23日 22時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
みかづち(プロフ) - 愛梨沙さん» ありがとうございます！これからも頑張っていきます！！ (2020年1月23日 22時) (レス) id: 69b5dcb367 (このIDを非表示/違反報告)
うめ(プロフ) - 今、一番更新が楽しみです！ (2020年1月23日 20時) (レス) id: 789396462d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みかづち
| 作成日時：2020年1月18日 15時
