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日「なぁ〜、マネージャーなってくれって！」
さあみなさん、この状況どうしましょう。
昨日、結局あのオレンジ君は蛍が無事に送り届けてくれたらしい。
1人で大丈夫か、と心配のLINEを飛ばしたものの、
痩せこけたチビ1人くらい僕1人で運べる、と返された。
その言葉に安堵し、その日は疲れてぶっ倒れるように眠りについた。
…そして翌日登校したらこのザマよ(嘲笑)
私は馬鹿か！！！！！
クラスメイトくらい把握しとけってんだばーか！！！
ほんと馬鹿。私馬鹿。
そう、つまり昨日のオレンジ君はクラスメイトだった(白目)
そして昨日の逃走劇を見て勧誘してきやがった。くっそ。
マネージャー今1人しかいないし、しかも3年だからこれからのためにも他にマネージャーが欲しいんだそうだ。
いやそれ私以外にもいっぱいいるじゃん？！と反論するも、昨日の逃走劇から体力もあるし絶対良いマネージャーになってくれると思うし！と返されてしまった。
確かに私はなんの部にも所属してないし、理由も面倒なことはあんましたくないというクズの極みなわけでして、断る口実もない。
割と本気で逃げたいのだががっしりホールドされている両手は振り払えそうになく、冷や汗がじわじわと浮いてきた。やだ手汗やばいかも。
「ごめん平田くん一旦手ェ離そうか」
日「おれ日向だから離さない(笑)」
「4回も間違えてごめんなさい離してください」
日「マネージャーやるって言ってくれたら離すよ？」
くっっっっそこいつ手強い。
あと笑顔の破壊力やばいなにあれ天使か。
いや名前何回も間違える私も悪いがそろそろ離してくれないと流石にちょっと恥ずかしいんですが！！！
？「おい日向、今日昼休みは中庭でいいよな…ってお前なにしてんだ？」
やだなんか来た(白目)
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作者名：sk.y | 作成日時：2015年1月10日 18時
