六十八話 ページ19
とりあえず私が食べ終えて、他の皆を待っているときだった。
「あれっ!?まふくん達!?と…その人達だれ!?」
見知らぬ人間がこちらに来た。
警戒しているとまふまふが
「大丈夫ですから」
と言ってきたので少し警戒心を緩める。
人間の言葉を信じてしまう自分に驚きながらも、もういいやと諦める。
「ん〜…こっちの人は俺の好きな人」
そらるの言葉に現れた男は目を見開き驚く。
「そ…そらるさん…好きな人…え?」
「こっちの方は辛い物好きの仲間さんです!
「うわぁ…真っ赤…じゃなかった…!
えーと…はじめまして」
「はい、はじめまして」
『……』
「ねぇまふくん僕警戒されてない?」
「あはは…」
じーっとその男を観察しているとニコッと爽やかな笑みで自己紹介をしてきた。
「僕は天月って呼ばれてます!えーと…リスナーではない?」
「違うでー」
「そっか…えーと…本名は天宮翔太です
よろしくね」
『…私は水蓮という、こちらは…』
「美蘭と申します」
「…名字は…?」
「へっ!?みょ…名字…!?」
『私は海風、こっちは青井だ』
名字なんてないから焦ったな…
「ふむ…まぁまふくんのお友達なんだよね、なら信用できる人かな!」
…こいつ我々を警戒してたのか…?
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ちょこ - とてもよかったです!その後話が欲しい! (2022年12月26日 15時) (レス) @page50 id: 5ad0b4ef6a (このIDを非表示/違反報告)
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