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ウサオくん。3 ページ31

流れ弾を回避する為に傷を負うのって本末転倒だと思う。


兎「Aちゃん!俺の名前は???」

主『はい???う、兎原さん???』

兎「それだよ!俺も下の名前で呼んで欲しいんだけど!!
熊谷はみつ兄って呼ばれてるし、いけてる君も姉さんだって…
気付いたら裏道さんだって裏道さんって呼ばれてるじゃないっスか!!
俺だけ兎原さんって………」

裏「は?いいじゃねーかよ、兎原さんで」

兎「前から言おうと思ってたんだけど、この2人のガードが屈強過ぎて…」
(というか姉さん入れて3人なんだけど)

熊「お前だけはAに近付けないようにと決めてんだよ」

兎「なんで?!!?
ね!!Aちゃん、名前呼びしてくんない???」

主『え?はい?別に兎原さんが良いなら全然いいですよ???』

兎「全然いい!むしろいい!!
もっとフレンドリーにいこうよ!!!
跳吉くん?跳吉兄??あ、あだ名でもなんでもいーよ!!」

主(これがコミュ力……)

熊「兎原さん」

裏「兎原さん」

兎「だから、何なんスか?!」

裏「なんでもいーなら、兎原さんでいいじゃねーか」

主(頑なだ…なんでこの二人はこんなに過保護になってしまったんだろう…元々そういう気質なんだろうか…)

兎「大体、Aちゃんがいいって言ってるんだからいいじゃないっスか!!!ね?!」

主『え、あ、はい!?
じ、じゃあ、間を取って(?)うささんって呼んでもいいですか??!』

裏「うささん……」

熊「チッ」

兎「名前じゃないんだ……」

主(二人の圧が強くて……)
『す、すみません、でも、うささんって響きが可愛い感じじゃない……ですか??』
照れ笑い

裏、熊、兎
(((!!可愛いのは、お前(Aちゃん)だろ)))

兎「うん……それでいい。それでいいよ」

裏「……仕方ないから、それでいいんじゃない?」

主(仕方ない…??)


自分で言っておいてだけど響きが可愛いってなんだよ、もっとうまい言い訳あったろと思っているAと
レアな照れ笑いのせいで受け入れざるを得なくなった3人なのであった。

縁側な二人。→←ウサオくん。2



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作者名:カメリア | 作成日時:2021年11月2日 23時

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