突然の告白 ページ8
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カカシ「そっか、わかった。」
本当何で私はこう言う時に力になれないんだろう
カカシ「A?」
「はい、」
カカシ「お前の気持ちは分かってるヨ。だからほら、そんな顔しないで」
「カカシさん..」
カカシ「ん?」
「サスケは…あの子はまだ、憎しみから解放されていないんだと思います」
カカシ「…」
「ずっとそうして生きてきたから、他に生きる道を知らないのかも..」
カカシ「...」
「..このままだと木の葉にもいずれ..」
カカシ「どうしてそう思うの?」
「..そう仕向けた奴が..いる気がして」
カカシ「うーん、それはサスケを連れ去った暁のトビ、、でいいのかナ?」
「..」
コクンと頷く
カカシ「何か知ってるの?」
「...」
これを言えばなんて思われるだろうか
でも何にせよ、今の私にできることは情報を残すことしか____
カカシ「?」
「実はあれ以来暁の羽織りを着たサスケに一度会ったんです、、」
カカシ「...そうだったんだ(あの時のことか、)」
「その時木の葉を潰すと言われたのを、黙っていました..すみません..」
カカシ「..それは暁として?サスケがイタチの穴埋めってこと?」
「っ!!、ちっ..違います!!」
カカシ「! …じゃぁ何か理由があるのかナ?」
「サスケは自身らを鷹と名乗ってました、暁には少し手を貸すだけだと..そのあたりの理由は分からなくて..」
カカシ「そう。じゃぁ他に気になることでも?」
「...トビの正体です、」
カカシ「なるほどネ..(それでフガクさんの家か....)」
うちは事件の当事者であることは確かなんだ
じゃなきゃサスケがうちはの事実を聞いたとして信じるわけ..
だからってあの時私はなんて言えば良かったの______
私だって役に立ちたい..
そしたら少しは、今まで生きてきて良かったと思えるのに
カカシ「A?」
「!..はっはい、」
カカシ「なに考えてたの?」
「あ、えーっとサスケのことを..」
カカシ「ウン、それで?」
「...あ、」
ジッと目を合わせられる
「..あの、」
何かを見透かすように、そして反らせないようにして私の言葉を待っている
「...どうかしましたか?;」
耐えきれずそう言えばカカシさんは一度視線をずらし小さく息を吐いた
そしてまた私を見た時、カカシさんから出た言葉は意外すぎるものだった
カカシ「…俺ネ、Aが好きだよ」
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そるり(プロフ) - 若葉さん» コメントありがとうございます> < 全部の言葉が嬉しすぎて…頑張って更新します、終盤に入ってる(はず)ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい。宜しくお願いします( *´ - `* ) (6月28日 23時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 読み始めたら止まらなくて最新話まで読んじゃいました(*´ω`) カカシもイタチも大好きなのでもう感無量ですっ! 夢主の辛くても前に進もうとする姿かっこよすぎます! これからも楽しみにしてます♪ (6月27日 23時) (レス) id: 9c452f7cd6 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - シンアさん» 更新が遅くてすみません、素敵なコメントをいただいてただ嬉しいです// イタチの好きが溢れすぎてカカシメインの方には物足りない小説になってるなと思ってたので、そう言ってもらえて書いてよかったーってなりました。本当にありがとうございます、 (2023年3月28日 21時) (レス) id: 739306bdaf (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 一気読みしちゃいました!イタチの好きが溢れて…すごい好きです!なんかもう!好きです!笑これからも応援してます! (2023年3月7日 18時) (レス) @page32 id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます( *´ `* )がんばります、 (2023年1月11日 12時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そるり | 作成日時:2022年10月26日 16時