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こうして私は思ってもなかった木の葉にすぐ帰ることになった
ナルト「よいっしょっと。」___カシャンっ
「!」
背負われた時私の懐から落ちたモノ
ナルト「ん?何か落ちたって..額当てか?」
その言葉に視線が集中する
「それはっ、!」
ナルト「...これ」
背負ったまま拾い上げるナルト
何を言われるかと固唾を呑んでいると
ナルト「はい」
「...ありがとう、」
ナルト「それ..もしかしてイタチのか?」
「 !、 ........うん」
ナルト「そっか、」
「....」
気を遣わせたのかナルトはそれ以上聞いてこなかった
そして同じく周りも。
ナルト「そういや俺も渡すもんあったってばよ」
そう言って差し出されたのは
「!...これ私の額当て..どうして..」
ナルト「それがさー我愛羅から預かったんだ」
「!!..風影様が...拾ってくださったの?」
ナルト「そうみたい、アイツねえちゃんの心配もしてくれてたんだ」
「そう..本当にお優しい方なのね」
ナルト「ああ、なんせねえちゃんは立派な木の葉の忍だからな!!よしっ!じゃぁ行くってばよ」
「...うん、」
そして歩き始める。
立派になったナルトの背中に顔を寄せれば感じる温かな体温と心地いい振動が、しばらくも立たないうちに私を深い眠りの中へ誘った。
サイ「では呪印が消えているんだね?」
それからしばらくして忘れモノ(サクラがサスケを追う途中で眠り薬で眠らせた仲間(キバ、リー、サイ))までたどり着いた時、草むらで眠る3人と、背中でぐっすり眠る私を見てナルトにも押し寄せた睡魔。
私をカカシさんの背中にバトンタッチするや否や草むらでゴロリ。一瞬にしてナルトも夢の中へ落ちたという。
結局、サクラちゃんが順に起こしていたときの話だ。
サクラ「ぁ..」
サイ「僕の舌の上にはダンゾウ様がかけた呪印があったんだ。呪印が消えたと言うことは...」
カカシ「どうやら..そうらしいネ」
サイ「...信じられません、あのダンゾウ様が..」
カカシ「詳しいことはこの子が知ってる」
香燐「...ダンゾウって奴ならサスケがやった」
サイ「サスケが?!」
リー「それはつまりサスケくんが殺したと言うことですか?!」
香燐「まぁ...サスケと...コイツがって言った方が良いかもな。」
そう言ってカカシさんの背中を指す
サクラ「Aさんも?!」
カカシ「...。」
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そるり(プロフ) - 若葉さん» コメントありがとうございます> < 全部の言葉が嬉しすぎて…頑張って更新します、終盤に入ってる(はず)ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい。宜しくお願いします( *´ - `* ) (6月28日 23時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 読み始めたら止まらなくて最新話まで読んじゃいました(*´ω`) カカシもイタチも大好きなのでもう感無量ですっ! 夢主の辛くても前に進もうとする姿かっこよすぎます! これからも楽しみにしてます♪ (6月27日 23時) (レス) id: 9c452f7cd6 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - シンアさん» 更新が遅くてすみません、素敵なコメントをいただいてただ嬉しいです// イタチの好きが溢れすぎてカカシメインの方には物足りない小説になってるなと思ってたので、そう言ってもらえて書いてよかったーってなりました。本当にありがとうございます、 (2023年3月28日 21時) (レス) id: 739306bdaf (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 一気読みしちゃいました!イタチの好きが溢れて…すごい好きです!なんかもう!好きです!笑これからも応援してます! (2023年3月7日 18時) (レス) @page32 id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます( *´ `* )がんばります、 (2023年1月11日 12時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そるり | 作成日時:2022年10月26日 16時