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______ドオオオオオオオォンンン!!!!
大きな音とともにその衝撃で風と川の水が激しく吹き荒れた
術を突き合わせて向き合う二人の姿
「..ッ、(止めないと..なのにっ、)」
私は爆風に飛ばされないよう耐えるのに必死だった
やがて行き場を失った術が暴発し二人を勢いよく弾き返すと、カカシさんがナルトを即座にキャッチした
私はサスケを受け止める。
「..!」
...つもりだった。けど実際は突然現れたゼツによって岩山ギリギリでサスケは制止される。
まともに反応しなかった体...思わず手を見て開いて握る
まだ大丈夫だよね..
そして少しの静寂をおいて
トビ「..どーゆうことだサスケ。帰って休めと言ったはずだが」
私のすぐ背後に再び仮面の男が現れた
...なるほど、ゼツを使ってサスケを監視してたのね..この男も本当に油断ならな___グラっ、(視界が歪む)
「っっ!」
なに...めまい?、咄嗟に背後の男の裾を掴んで倒れずに済んだけど、次に感じるのは息苦しさ
..目の前でナルトとサスケが話してるのにっ
そこに水を差すわけにはいかないのにっ、
すると
トビ「...もはや死人だな。」
「..っ!!」
私にしか聞こえない声で話しかけてきた
トビ「サスケは連れて行く」
「なっに、を..」
トビ「サスケの目、もう見えないだろ」
「!」
トビ「イタチの眼を移植してやる。そのためだ」
律儀に私にワケを話す奴
イタチの眼...、、それなら..とゆっくり首を縦に振る
そして二人の話も区切りがつく頃
トビ「サスケ。この女連れてくか?」
サスケ「..ダメだっ!!!」
「待ってサスケ..」
そう言ってサスケに近づこうと足を進めた時
「ゴボッ」
嗚咽とともに血の塊を吐き出して水面に膝をついた
カカシ・ナルト「!!!」
サクラ「Aさん!!!!」
サスケ「っ!!!...おい!!!香燐はどこだ!!」
カカシ「サクラ..Aを診てやって」
サクラ「はいっ!!!!」
「カハッ___ハァハァハァ...」
周りの動揺が遠くに聞こえて視界は色を無くしなぜかスローモーションに見える
虚ろな目でトビに目をやると察したように
トビ「..行くぞ」
サスケ「っ!..待っ、」
サスケと共に消えた
ひとまずサスケはあなたに預けるわ..
「ハァ--ハァ---ハァ---..」
微かに開けていた目も限界だった
ちょっとだけ...
そして私は目を閉じた
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そるり(プロフ) - 若葉さん» コメントありがとうございます> < 全部の言葉が嬉しすぎて…頑張って更新します、終盤に入ってる(はず)ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい。宜しくお願いします( *´ - `* ) (6月28日 23時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 読み始めたら止まらなくて最新話まで読んじゃいました(*´ω`) カカシもイタチも大好きなのでもう感無量ですっ! 夢主の辛くても前に進もうとする姿かっこよすぎます! これからも楽しみにしてます♪ (6月27日 23時) (レス) id: 9c452f7cd6 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - シンアさん» 更新が遅くてすみません、素敵なコメントをいただいてただ嬉しいです// イタチの好きが溢れすぎてカカシメインの方には物足りない小説になってるなと思ってたので、そう言ってもらえて書いてよかったーってなりました。本当にありがとうございます、 (2023年3月28日 21時) (レス) id: 739306bdaf (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 一気読みしちゃいました!イタチの好きが溢れて…すごい好きです!なんかもう!好きです!笑これからも応援してます! (2023年3月7日 18時) (レス) @page32 id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます( *´ `* )がんばります、 (2023年1月11日 12時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そるり | 作成日時:2022年10月26日 16時