あなたの存在価値をあなたに知らしめたい３

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「ﾊｧﾊｧ..」



苦しみながらもまだ、ダンゾウは立っていた



この男が果てるまでは___まだ死ねない、



「....ﾊｧﾊｧ..ﾊｧ..」




サスケ「っ.. 香燐！！Aを治せ！！」
香燐「！！..あっあぁ、」



「ｳｸﾞｯ..ｹﾞﾎｹﾞﾎｹﾞﾎっt、(あんのっばかっ、わざと急所避けたな...一発で仕留めてよっっ；、)ﾊｧﾊｧﾊｧ..」



トビ「(サスケの方が覚悟がなかったか..)」



「カリ、ンちゃん、サスケのワガ..ママに付き合ってくれてありがとね、」



香燐「そんなことっ、..あるけどよ！！！(いい人じゃねーか)まだ喋るなっ！！」



「ｺﾞﾎｺﾞﾎｯ..ｶﾊｯ、」_ﾋﾟﾁｬｯ



むせるたびに口からﾀﾞﾗﾀﾞﾗと垂れる血



香燐「ｸｿｯ！！(急所避けたってもギリギリじゃねーか！！)...って、なんだよアレ！！」



「...？」



薄い目でダンゾウが走って行った方に目をやると黒い何かが放出されている



あれは、封印術...？



終わった...の？、




薄れゆく意識の中、近づいてくる人影



「... サ、スケ」



サスケ「香燐、Aを連れて少し離れてろ」



「..ねぇ、終わった、の？」



サスケ「あぁ」



「..そう」



香燐「サスケはどーすんだよ」



サスケ「誰か近づいてくる。確認するまで隠れてろ」



香燐「..わかった、」






聞けばトビはダンゾウの体を持って何処かへ行ったらしい





「ﾊｧ..ﾊｧ..」



香燐「..大丈夫かよ、」



「..うん、だい、じょぶ」



香燐「ウチは別にっ、助けてなんて言ってねえからな！！」



「うん、私がやりたくてやっただけ、だから、気にしないで」



香燐「〜〜〜 ﾁｯ、もうとにかく黙ってろっ！！」



そんな会話をしながら休んでいると、地響きがした



「？！」


橋の方だ..誰が来たの？


まさかまた戦って..



香燐「！！..チャクラが増えた、」



私を治療しつつ、香燐ちゃんもサスケのことが気になってるのだろう



「香燐ちゃん..ちょっと見てきてくれない？」



香燐「！..ってもまだ体がっ、」



「...うん、でも...これ以上も、難しいでしょ？」



香燐「..!!」


図星とも言わんばかりの目に



「..自分の体だもんわかってるつもり、」



そう言って軽く微笑む。


確かに痛みは軽減している、呼吸も落ち着いた


けど心音は弱いまま..


サスケを回復させた後だから香燐ちゃんの負担も大きいのだろう




香燐「..っ」



「だから..サスケの様子、お願いできる..？」




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