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それから少しして
カカシ「はい、」
「!」
ふと聞こえた声に頭をあげれば、両手に持ったマグカップを片方差し出してくれていた
「ぁ..。ありがとうございます」
受け取ればとても落ち着く匂いがする
「コーヒーですか..?」
カカシ「うん。好きデショ?」
これを用意してくれてたんだ、とその良い匂いにつられそのまま口に運ぶと
「..ぁっッ、」
カカシ「淹れたてだからネ、笑」
軽く笑って私の横に腰を下ろしたカカシさん
「すみません//..美味しいです//」
カカシ「そう、良かった。ぼーっとしてたけどやっぱり疲れてたかナ?」
そう言って少し心配そうに顔を近づけてくる仕草にドキりとする
「あっ//いえ;何かお話があるのかなーと思って考えてました、」
カカシ「んー、ないとダメ?」
「!、いやそう言うわけじゃ..」
カカシ「ハハハ、ちょっとさっきの流れでさ昔話でもしようかと思ってネ」
「昔..話..ですか?」
カカシ「あぁ、また俺の話なんだけど良いかナ?」
私の知らない.. 話
「!、..っ聞きたいです!!」
カカシさんが自分の話をしてくれることが嬉しくて思わず声が大きくなった。
そんな心を察してか
カカシ「んー..先に言っておくけど、喜んでくれそうな話は1つもないからネ?」
そう念を押される。
それでも話してくれるのは何か意味があるのだろうか、、
と、ただそれを拾いたくてコクンと頷いた
カカシ「…俺ネ、6歳で中忍になって12で上忍になったの」
カカシさんはコップの中の波紋を見つめながらそう言った
「...」
カカシ「...」
・・・ん?
・・・、・・・・・え゛?
「あのっ、...話早々割り入ってすみません、経歴...…凄すぎませんか? 」
序盤も序盤での思わぬ発言に言葉を返さずに居られなかった
そんな私の顔を見て
カカシ「あははっ、なにその顔初めて見た」
と笑って突っ込んでくるカカシさ..いや、偉人。
そりゃなんとも拍子抜けした顔をしているだろうとも思う。でも私が先に突っ込んだんですけどね、
だってまさかの偉人エピソードですよ?自慢?!自慢なの?!
これだけだと何より良い話に聞こえるし!!!!
と自答しつつ、しかしここで時間割いてどうする。と冷静になって言葉を飲み込むことにした。
「..すみません、続けてください、」
カカシ「笑、」
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そるり(プロフ) - 若葉さん» コメントありがとうございます> < 全部の言葉が嬉しすぎて…頑張って更新します、終盤に入ってる(はず)ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい。宜しくお願いします( *´ - `* ) (6月28日 23時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 読み始めたら止まらなくて最新話まで読んじゃいました(*´ω`) カカシもイタチも大好きなのでもう感無量ですっ! 夢主の辛くても前に進もうとする姿かっこよすぎます! これからも楽しみにしてます♪ (6月27日 23時) (レス) id: 9c452f7cd6 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - シンアさん» 更新が遅くてすみません、素敵なコメントをいただいてただ嬉しいです// イタチの好きが溢れすぎてカカシメインの方には物足りない小説になってるなと思ってたので、そう言ってもらえて書いてよかったーってなりました。本当にありがとうございます、 (2023年3月28日 21時) (レス) id: 739306bdaf (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 一気読みしちゃいました!イタチの好きが溢れて…すごい好きです!なんかもう!好きです!笑これからも応援してます! (2023年3月7日 18時) (レス) @page32 id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます( *´ `* )がんばります、 (2023年1月11日 12時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そるり | 作成日時:2022年10月26日 16時