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?「___久々に聞いたな、」
「っ?!」
ふと耳に入った声にすかさず視線を下げた
「!!、カカシさん!!聞いて..って、え?!知ってたんですか?!」
立ったまま木に寄りかかり愛読書に目線を置くカカシさんの姿が見えた
カカシ「あぁ、暗部に来た時はよく歌ってたデショ、こうやってさ。」
目線を変えず返ってきた言葉にグッと喉を詰まらせる
まさにそうだったから。
暗部に入りたての頃、夜が更けてもどうにも眠れなくて
こうして月の下、小さく歌ってたのを____
「見てたんですか...」
そして聞かれてたと思うと、、、今更恥ずかしい..
「立ち聞きなんてずるいですよ、、」
カカシ「ごめんネ。でも心地よくてさ、Aの歌。声かけたら聞けなくなるかと思って。」
「!!っ// 」
カカシ「それで気になってたんだけど、続きは歌わないの?いつもそこまでだよネ」
「!」
続き...
カカシ「まぁ無理にとは言わないけどネ。そう言えばチョウジから聞いたよ。」
「え?」
カカシ「俺が一度力尽きたとき何があったのか」
「 ガサッ) なんdっ..!!(カアァ//」
動揺して落ちそうになるのを堪えた
カカシ「実はあの時俺ネ、...父さんに会ってたんだ」
「……え?」
カカシ「びっくりデショ。生死の間っていうのかなぁ、一度そこに魂が飛ばされたのか会えたの。」
「..もしかしてお話し..できたんですか、?」
カカシ「あぁ..、その時のこと聞いてくれる?」
そこでようやく顔を私に向けニコリと笑うカカシさん
「!!// もちろんです!!聞きたい!」
そう言うなり私は下へ降りた。
大木にもたれるように座り直せば、カカシさんもそれに合わせて愛読書を閉じ座ってくれる
カカシ「__父さんさ、心残りがあって成仏できてなかったみたいでネ」
「それはもちろん、カカシさんのことですよね?」
カカシ「あぁ、」
それからゆっくり話してくれた。
とても懐かしむように、それでいて何かに気づいたように
どこか温かい声で話すカカシさんを見て
カカシ「なんか...嬉しそうだネ?」
「はいっ..!カカシさんのこともそれにお父様のことも知れて嬉しいです」
そう言って笑って見せた
カカシ「そう?なら良かった。…それでさ、あと少し続きがあってネ、」
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そるり(プロフ) - 若葉さん» コメントありがとうございます> < 全部の言葉が嬉しすぎて…頑張って更新します、終盤に入ってる(はず)ですが、ぜひ最後までお付き合い下さい。宜しくお願いします( *´ - `* ) (6月28日 23時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
若葉(プロフ) - 読み始めたら止まらなくて最新話まで読んじゃいました(*´ω`) カカシもイタチも大好きなのでもう感無量ですっ! 夢主の辛くても前に進もうとする姿かっこよすぎます! これからも楽しみにしてます♪ (6月27日 23時) (レス) id: 9c452f7cd6 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - シンアさん» 更新が遅くてすみません、素敵なコメントをいただいてただ嬉しいです// イタチの好きが溢れすぎてカカシメインの方には物足りない小説になってるなと思ってたので、そう言ってもらえて書いてよかったーってなりました。本当にありがとうございます、 (2023年3月28日 21時) (レス) id: 739306bdaf (このIDを非表示/違反報告)
シンア(プロフ) - 一気読みしちゃいました!イタチの好きが溢れて…すごい好きです!なんかもう!好きです!笑これからも応援してます! (2023年3月7日 18時) (レス) @page32 id: c430354ee1 (このIDを非表示/違反報告)
そるり(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます( *´ `* )がんばります、 (2023年1月11日 12時) (レス) id: 3b32e5b48d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:そるり | 作成日時:2022年10月26日 16時