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フォーマンセル ページ4

心臓飛び出るんじゃないかってくらい緊張して
試験落ちたらどうしよ?私上手くできるかな?大丈夫かな?と俯いていたから突然悲鳴が聞こえてびっくりした。

「サスケ君に何してんのよナルトォオ!!」

ナルト君とサスケ君顔色悪いけど何かあったのかな

「次!猫間A!」

『は、はい!』


、、、なんかあっさり合格できた。



「おーい、A
額当て握りしめたまま固まってるけど
どうしたの?」

『びっ、、くりした』

いつの間にかカカシさんが目の前にいた。

「驚かせてごめんね 全く動かないから気になって」

『えっと、、試験前までうまくできるか不安と緊張がすごかったんだけど、、、』

「あっさり合格しちゃって自分で驚いてたって感じ?
ははっ ま!卒業おめでとう」

そんな身構えなくてもよかったのに

そう言ってカカシさんはにこりと笑い
私の頭を撫でてくれた。


明日は班分けだ
チームメイトと仲良くできるかな、、


_____________________________________________

次々と班分けがされていき教室から人が居なくなる。
私はまだ呼ばれていない。

「____第七班 この班は特例でフォーマンセルになる
うずまきナルト!春野サクラ!うちはサスケ!猫間A!」

「イルカ先生!なんで優秀なオレがサスケと同じチームなんだってばよ!!!」

ナルト君が机の上に乗りながらイルカ先生に叫んでいる。
イルカ先生は溜息をつき諭すような口調で理由を話してくれた。サスケ君は成績トップでナルト君はドベ(1番下)だからバランスを取るために同じチームになったようだ。

「精々足を引っ張るなよドベ」

「なんだとぉお!」

「うるさいわよナルト!サスケ君につっかかるな!」

『、、、不安だ』

私、やっていけるかなこの班で




担当上忍を待っているのだが来る気配がない。

ナルト君が扉の上にチョークの粉がたくさん付いた
黒板消しを仕掛け始めたが
果たして上忍の先生が引っ掛かるのかな?

扉を開けた先生の頭に軽い音を立てて黒板消しが落ちた。

「ぎゃははは!」

「ごめんなさい先生 私は止めたんですけど」

「ふん」

『すみませんでした!』

床に落ちた黒板消しを拾う為に屈んだ先生の頭に
手を伸ばして粉を払い落とすと目が合った。

あれ?この人カカシさんじゃない?

「、、、んー、お前らの第一印象は嫌いだ!!」

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作者名:桜華 | 作成日時:2023年10月16日 9時

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