初恋9% ページ10
「えっと......あんず、その.....」
A組のギャラリー、B組のギャラリー。
真緒くんが放課後のチャイムがなってすぐにA組の教室へかけて行った。
気になったみんなは、何事かと見に来てしまっていた。
「あの、あんず...今から、いいか？」
私はなんとなくううん、完璧に事情はわかっているから、その場のみんなを遠ざけた。
嵐ちゃんなんて、恋の予感ね！
ってクネクネしてる。
何も知らない。私はただ応援するだけ。
ー
「あの、さ。あんず。
実はだな......お前のこと、す、好き....なんだ。」
夕焼けに染まる頬。
びっくりしたんだ。
真緒くんが好きなのはAちゃんだと思っていたから。
絶対に叶わない恋だって。
分かりきっていたのに。
「真緒.....く、ん。私も....、私も、真緒くんのこと、好き、だよ」
諦めて、いたのに。
なのに、私はどうしても嬉しくて。
真緒くんが、Aちゃんじゃなくて、私を選んでくれたことが。
私、最低だ。
きっと、許されることのないはずだった言の葉を。
神様は悪戯だ。
誰かが幸せになれば、誰かが不幸になる。
泣いた赤鬼みたいに。
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栗花落(プロフ) - 赤月セレンさん» わあ！ありがとう！めちゃめちゃ嬉しいよ〜！これからも頑張るね！ (2019年6月13日 21時) (
レス) id: 51e8fee58f (このIDを非表示/違反報告)
赤月セレン(プロフ) - 楓怜だよ！！（）読んでみたけど、すごい良かった…文章の書き方とかめちゃくちゃ尊敬するレベルで上手くて羨ましい！これからも更新頑張ってね(o^^o) (2019年6月13日 19時) (レス) id: f86cb701a2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：栗花落 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ff87f367d51/
作成日時：2019年4月29日 22時
