幸せの箱庭【あんスタ】 (ページ12)

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幸せ11つページ12

「千秋～私、今日、一人、ぼっち、夜ご飯、一緒、食べよう？」

「急に日本語不得意な人見たくなったな！いいぞ！」

帰りはスーパー寄って帰ろう！って千秋が言ってくれた。
やったやった！！！！！！！！！！！！！！

「かおくん、あれ、どう思う？」

「兄妹かもしくは......親子？」

ーいんやおや

「やあ翠！！よう翠！！！」

「......A先輩っすか....元気でいいっすねー」

「ん？翠元気ないの？？？？え、大変やん！！！！私が元気分けてあげる～！！！！！！！！！！！！」

私が翠に抱きつけば、やめてくださいよ先輩、なんて言いながら私を引き剥がそうとした。

「こういうところは守沢先輩に似たんすか....」

「んあ、そうだ、千秋にこれ頼まれたんだー！！！！！はい！あとそれにぷらすでなすび！」

口頭だと心配だからって、めもに買うものを書いて渡された。
心配だからって！！！！！！！幼稚園児みたいだからヤダ！！！！！
未だに私すまほよく無くすからって千秋が持ってるし！！！！
私！！！！！！！！きっずけーたいだし！！！！！！！！！！！！！！！！

「はい、先輩。どうせ口頭だと心配だからって渡されたんっすよね？」

「よくわかったな流星ぐりーん！」

「真似しなくていいっすから。心配するんじゃないっすか？あ、ほら」

丁度良く呼び出し音が鳴った。
じゃあまたな！とお金を払い翠に手を振った。
........あれ、どっちが年上？？？

ーいんすーぱー

「千秋千秋！柔らかいなり！柔らかいなり！」

「お？何が柔らかいんだ？？？？」

「柔らかいなりだよ！！！！！！！！！よ！！！！！！！！！！」

「？？？？？？何が柔らかいんだ？」

「柔らか！！！！！！！いなり！！！甘いやつ！！！！これは商品名が悪いね！！！！！！！！！！！」

「おお、Aはいなり寿司が食べたいんだな！わかったぞ！！！
今日は肉じゃがといなり寿司だな！！！！その他もろもろ☆」

――...

「さすが千秋ママ！」

...........
二人の間には沈黙が流れた。

「ねえ、せなっち。あれやっぱり親子....」

「もしくは兄妹、だよねぇ....」

気になってついてきたうざっ隊の二人。