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二「なにしてんの…?」



「だ、だって!高嗣くん
なんか私のこと全然見てくれないし
ちょっぴり寂しくて…」



二「……」





え、なんで黙っちゃうの…?



彼女になったからって

こういうことしちゃダメ…なのかな…?





「ごめん…
調子にのっちゃった……」





高嗣くんから離れて

高嗣くんに背中を向けた。





私にとっては全部が初めてだけど

高嗣くんにとっては

女の子と同じベッドで寝るなんて

全然大したことじゃないんだ…きっと……





私が恋愛経験疎いから…


飽きられちゃったんだ………



早く目をつぶって寝ちゃおう。





……そう思ったとき、



高嗣くんが後ろから私を抱き寄せた。







「た、高嗣くん…?//」



二「言っとくけど、
俺のほうが何倍もAが好きなんだから!」



「え…?」






後ろを振り向くと

少し照れたような表情をしていて

唇を噛み締めて私を見つめる高嗣くん。






「なんで…
さっき目合わせてくれなかったの…?」



二「それは…
Aが可愛すぎるから……」





私が……


可愛い……?





二「Aが可愛すぎて…
襲いたくなるから……」





襲いたく…


なる……?





「……っ…//」





高嗣くんの発言に顔が熱くなる私。




いくら恋愛に疎い私でも

その意味はちゃんと理解できる。





二「俺も男だし…
いつAに手出すかわかんないから…」





…だから私の方を見なかったの?




二「それなのに…
Aはタオル一枚で出てくるし
俺の服貸してとか言ってダボダボで着てくるし
しかも、この部屋の照明…
…良い感じにしとくし……」





照明…?

良いかんじって……





「………っ……////」






やっと照明の意味が分かって

またまた顔が熱くなる。





二「だから…
我慢するの必死だった…
ごめん、Aに寂しい思いさせて…」



「高嗣くん…」






そう、だよね……


私があんな過去さえなければ、

普通の恋人みたいに

愛し合うことできたはずなのに…




付き合った早々に

高嗣くんには辛い思いさせてる……







「高嗣くん…ごめんなさい……」



二「なんでAが謝んの?」



「だって…
高嗣くんがそんな辛いなんて…
思わなかった…」






それなのに私…


簡単に一緒に寝たいとか言って…






私ってデリカシーなさすぎだよね……








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設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
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mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時

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