検索窓
今日:7 hit、昨日:6 hit、合計:61,569 hit

72 ページ23

.




ダボダボのスウェットを着て

高嗣くんが待っているリビングに戻る。





「た、高嗣くん、
お風呂と服…どうもありがとう…//」



二「ん、いいよ」






高嗣くんは私をチラッと見るけど

すぐに目を逸らしてしまった。





二「あ…
寝室こっちだから」





そう言って

私を寝室に案内してくれる。





寝室に入ると

大きいベッドだけが置いてあって

なんだか急にドキドキしてきた。





この大きいベッドで

高嗣くんは毎日寝てるんだ……//






二「先に寝てていいよ、
俺も風呂入ってくるから」



「う、うん!」






そう言って、

さっきからあんまり目を

合わせてくれない高嗣くんは

寝室から出ていった。






…なんでこっち見てくれないんだろう。





そんな悲しい気持ちになったまま、

ベッドの中にそっと入る。





うわぁ、フカフカだ〜〜!//





綺麗に並べられた枕からは

高嗣くんの香りが漂ってくる。





あれ?これなにかな??




枕元にあったボタンをポチポチって押すと

照明が消えて薄暗くなった。





すごい!

さすが高嗣くんのお家!!

ベッドにまでこんな仕掛けがあるなんて!!





私は調子にのって

ポチポチと色んなボタンを押して遊んだ。






いつの間にか

部屋の中は紫色の照明に…





キレイ…


今日はこの

キレイな照明のお部屋で寝たいな〜!






ガチャ



そんなことを思って目をつぶったら

高嗣くんが戻ってきた。







二「なにこれ…」



「あ!高嗣くんおかえり!」



二「もしかしてベッドの照明いじった?」





真面目な顔でそう言う高嗣くんが

ちょ っとだけ怖い…






「ご、めん…
勝手にいじっちゃって……」



二「いや、いいんだけど…」





高嗣くんもベッドへと入ってきた。




けど、

相変わらず私の方は向いてくれない。





二「早く寝たら?」



「……」



二「さっき眠そうにしてたじゃん」



「うん…おやすみなさい……」



二「おやすみ」





私に背中を向けて喋る高嗣くんは

なんだかとても遠い……





なんで?



付き合えて…

好きな人と初めてのお泊りなのに……



こんな気持ちのまま

眠るなんて絶対に嫌!!






「た、高嗣くん!!」



二「は!?」






私は後ろから

高嗣くんの背中に顔を押し付けた。






.

73→←71



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (107 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
223人がお気に入り
設定タグ:Kis-My-Ft2 , 二階堂高嗣 , 横尾渉   
作品ジャンル:タレント
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

mer(プロフ) - きゅんきゅん♪続きが楽しみです!たかしくん、飲み過ぎてトイレにこもっていた?気持ち悪かったわけじゃないですよね?どうでもよい質問ですね 笑 (2020年3月13日 18時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
りんこ(プロフ) - あ〜素直になれて良かったね。早く続きが読みたいです! (2020年2月4日 10時) (レス) id: e70020d567 (このIDを非表示/違反報告)
らむ - yuuna様の作品が大好きで、いつも楽しみにしてます。今連載中の赤い糸も、今後の展開がどうなるのかワクワクしています。ファンの一人として応援しておりますので、連載がんばってください。 (2020年1月30日 0時) (レス) id: cae6d0de0b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:yuuna | 作成日時:2020年1月29日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。