赤い糸２

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横「ニカはAが
そばにいるだけで嬉しいと思うけどな」



藤「俺もそう思うよ。
けどAちゃんが下着の件を気にしてるなら
普段とは違うのをつけてみるのも
アリじゃないかな？笑」



「そうですよね！
藤ヶ谷さんは女性にどんな下着を
つけてほしいですか！？」



藤「え〜そうだな〜
俺はやっぱり紺色の下着かな〜(笑)」



「紺色！なるほど！！」



藤「あとは〜ちょっとだけ
胸のところに……」



横「太輔！
Aに変なこと吹き込むなよ(笑)」



「渉は黙ってて！！」



横「へ…？」



「藤ヶ谷さん続けてください！」






渉に黙っててもらって、

私は藤ヶ谷さんに言われた

下着の特徴をメモする。





なるほど…！



男の人はこういうのが好きなのか……！






よし、今度の休みに

さっそく買いに行こう〜！！






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次の日曜日




親友の花穂に付き合ってもらって

オシャレなランジェリーショップへと

行くことにした。




その前に一緒にランチタイム。








花「もう久々に会ったと思ったら
彼氏できたって！？
びっくりしちゃったわよ！」



「ごめんね、
花穂には一番に話したかったのに
報告遅くなっちゃって…」



花「まさかAに彼氏できるとは…
私まで嬉しいよ、本当に良かったね！」



「花穂…ありがとう……」






花穂も私の過去のことを

全て知ってくれてるから

少し涙目になって一緒に喜んでくれた。




私って幸せものだね。






花「それで？その彼氏さんとは
どこまで進んだの？」





花穂にこの前のことを話して、

こういうわけで下着を買いたいことを話した。






花「なるほどね〜！
そんなことならもっと早く
私に相談してくれればよかったのに！」



「よくよく考えたらそうだよね…(笑)」





花穂は私と違って、美人でモテるから

恋愛経験もそれなりにあるし…(笑)






花「でもAをここまでにしちゃった
その彼氏さん、私も会いたいな〜」



「ふふ、うん！
今度紹介するね！」






私の独断では紹介できないし、

高嗣くんにも相談しないとね！






花「じゃあさっそく行ってみよっか！」






花穂とランチを食べて

ランジェリーショップへときた。





こんなお店はじめて入るし、

今まで自分には無縁の世界だったから

キラキラとした可愛い下着が

たくさんあって目移りしちゃう……








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