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「こ、これでも
ちゃんと教師やってるんです！」
二「何の教科の先生なの？」
「現国、です…けど…」
二「現国！？
うわー、俺が苦手なやつだ〜」
「見た目おバカそうですもんね」
二「は？教師がバカとか言っていいわけ？」
「あなたの先生じゃありませんし！」
二「偉そうに…
じゃあ俺、問題だそっかな〜」
「なんでもどうぞ？
これでも一応、長年教師やってるんです！」
二「じゃあ〜これ！なんて読む？」
高嗣さんの持つ携帯の画面には
３文字の漢字
“ 舞祭組 ”
……なにこれ。
「………」
二「ちっちっちっち…」
「な！ちょっと待って！！
……まい……ぶ、まつり…くみ…？」
二「ぶっぶー！ハズレ！！
なんだよ、ぶまつりくみって(笑)」
「だ、だって！
こんな単語みたことないし！
なんて読むの、これ…」
二「これは〜
ぶさいくって読むの！」
「ぶさいく…？」
二「ま、分かんなくて当然か(笑)」
ゲラゲラ笑ってる高嗣さんに
悔しい思いが込み上げてくる。
…もっと勉強しないと！！
詩「…ふふ、
二人のこと見てると笑っちゃうわ」
優「Aちゃん、
さっき俺と喋ったときと
全然違かったね(笑)」
私と高嗣さんを見て
微笑んでる詩織先輩と優也さん。
詩「Aとこんなに打ち解けるなんて
あんたやるわね！」
二「は、何がだよ(笑)」
詩「よし、A！
この機会に、男嫌い直しなさい！」
「え！？」
詩「高嗣とは普通に話せるんだから
きっと他の男とも喋れるわよ！」
「いやいや、無理です無理です！
私 男性となんて…」
詩「いい加減、
前に進まないと！…でしょ？」
「詩織先輩…」
そう、だけど……
二「なんかよく分かんないけど
別にいいよ、俺で良かったら協力するし！」
「え…？」
二「Aちゃん、携帯貸して！」
「え、あ…うん……」
言われたとおり
高嗣さんに携帯を渡した。
二「はい、俺の連絡先入れといたから！」
「えぇ！？なんで…」
二「今日けっこう楽しかったし、
また会おうよ！
あ、俺そろそろ行かないと！
じゃあね、Aちゃん！」
「ちょっ…」
二「じゃ、姉ちゃんも優也さんもまた！
落ち着いたらゆっくり実家帰るから」
高嗣さんはそう言って
風のように去っていった。
私の携帯に職場の人以外の
男性の連絡先が入るなんて……
.
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yuuna(プロフ) - �豬遒気�» ありがとうございます！『おとめ』で読み方あっております。珍しい苗字にしようと思ってこの苗字を選びました、分かりづらくてすみません…… 引き続き、この作品をよろしくお願いします☆ (2019年10月25日 22時) (
レス) id: 207a3ec58c (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - 続けてのコメントですみません...。 物語一気に読んじゃいました。 続きが気になります。 更新待ってますね。 (2019年10月25日 1時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
�豬� - こんばんは(*^^*) はじめまして。 夜遅くにいきなりすみません...。 一つお聞きしたいことがあるのですが...。 主人公ちゃんの名字の読み方乙女(おとめ)で 合ってますか？ (2019年10月25日 0時) (レス) id: 4332e38eb8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年10月23日 16時
