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二「ミツとここで何してたわけ？」
「何って…
ただ一緒にいてもらっただけ…」
二「一晩も？」
「一晩…？」
二「ミツさっきまでそこにいたけど？」
嘘でしょ？
北山さん昨日帰ったんじゃなかったの？
二「人がいない間に男といたわけ？」
「た、高嗣だって！
美優ちゃんといたんじゃないの！？」
二「それは……」
「美優ちゃんの家に
泊まったんじゃないの！？」
二「…泊まった」
「…っ……」
分かってはいたけど、
ショックで高嗣の言葉に
何も言い返すことができない。
二「けど、これにはワケがあって…」
「ワケって？」
二「…それは言えない」
「なんで！？
美優ちゃんは私の大事な後輩だよ？」
二「……俺らの関係隠してるのに？
大事な後輩なら話せば良かったんじゃねーの？」
「だってそれは…っ…」
二「だいたい、
俺が美優ちゃんといたからって
それに反抗してメンバー呼ぶことなくない？」
「は、反抗とかそんなんじゃ…」
二「Aさ、
メンバーに媚び売りすぎじゃない？」
「…っ……」
ﾊﾟﾝｯ
気づくと私は
高嗣の頬を叩いていた。
「……最低」
二「痛っ…」
「…私は、一人で心細かった。
高嗣が帰ってきてくれないから
だから北山さんを…」
二「は？そんな理由でミツに電話したの？
ミツの迷惑も考えた？」
「だって…」
怖かったんだもん。
知らない男に
突然 襲われて……
って
なぜか言えなかった。
二「Aに内緒で
美優ちゃんといたのは…悪かったよ……」
「なんで美優ちゃんと…」
二「だからっ！
それは言えないって！！」
ビクッ
高嗣の大きい声に怯える私
二「あ…ごめん……」
「いいよ、どうせ私より
…美優ちゃんの方がいいんでしょ？」
二「は？そんなこと言ってないじゃん」
「だって、彼女の私に
言えないことしてたんでしょ？」
二「…どういう意味？」
「泊まったってことは
そういうことなんじゃないの？」
二「あのな…
俺はAだけだって……」
パシッ
「触らないで！」
私の方に伸びてきた高嗣の手を
思わず払いのけてしまった。
「……私…帰る」
自分の荷物をまとめて、
高嗣の顔を見ないまま
高嗣の家を出た。
追いかけてきて
くれないんだね……
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yk717mirai - とにかく早くスカッとする結末とヒロインさんがホッとする内容が見たいです。 (2019年6月19日 23時) (
レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - ファンの子達が悲しむ,と本気で思うんなら店長じゃなくて私を彼女にしろ！と言うのはどう考えてもおかしい！なんかまるで彼女が店長だったら悲しくて私が彼女だったら悲しまない！と言う感じに見えます！イヤ、貴方が彼女でも悲しむでしょ！とも思ってならないです。 (2019年6月19日 23時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - この修羅場をすぐ抜け出してほしいです。自分が不幸だから他の人を巻き込む！なんて絶対イヤです。ヒロインさんは最後幸せにしてあげて下さい。 (2019年6月16日 0時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - 同時に早く続きが見たくなりました (2019年6月2日 14時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
yk717mirai - 何だか裏がありそうで続きがますます気になりました！ヒロインさんには幸せになってほしいです (2019年6月2日 13時) (レス) id: 2f50dbd382 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：yuuna
| 作成日時：2019年5月18日 22時
