BAD LOVER

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ニカの匂い……


なんか安心する……




二「心臓の音早くない？
緊張してんの？」



「し、してないし！//」



二「Aって
意外と男に免疫ないでしょ？笑」



「は、話聞いてたの？
昔は色んな男の人とそういうこと…」



二「でもさ、ちゃんと男と
付き合ったことはないでしょ？」



「な、何言ってんの？
あるに決まってんじゃん！//」



二「ふーん、
そのわりに俺が何かするたびに
いちいち顔赤くなんだね(笑)」



「そ、れは……」




そりゃあそうでしょ、


誰だって大好きな人に

いきなりそういうことされたら

赤くなるに決まってる……





2「俺のこと好き？」



「えっ！？//」



2「好きになってもいいよ？笑」




ニヤって笑うニカ


絶対またからかってる！！




「好きに…なんて……
なるわけないでしょ！」



二「なーんだ(笑)」



「そ、それより離して…」



二「やだ。」



「なっ！//」



二「このまま抱いてもいい？」



「だ、ダメにきまって……ん」




そのまま唇を重ねられて

ソファへと押し倒された。



今まで以上に力が強く

離そうとしても私は逃げることができない。




「ん……はぁっ…」




次第にニカの手は私の服の中に。




「や、め…て……」




ピタッと止まったニカの手




二「俺とするの嫌？」



「嫌、っていうか……」



二「じゃあ、いいじゃん。
俺、Aとしてみたい。」



「してみたいって…
昨日したんじゃないの？」




私、昨日ここで裸で寝てたよね？




二「え？してないけど…」



「してないの！？？」



二「うん」



「じ、じゃあ、
何で私、昨日服着てなかったの！？」



二「え？だってA
地べたに座ってたし汚いじゃん！」



「汚いじゃん、って……」




それが理由で普通

女の子の服脱がす！？？




「だ、だからって
下着まで脱がすことなくない…？」



二「それ本気で言ってる？」



「な、なにが？」



二「昨日のことまじで何も覚えてないの？」



「え？うん……」



二「まじか……」




なにそのリアクション…

わたし昨日、何かしたの？？




二「お前が自分で脱いだんだけど。」



「……え？」



二「たしかに俺は、Aの服脱がしたけど
下着まで脱がすほど変態じゃねーし。」



「じゅうぶん変態だと思うけど…」



二「あ？」



「…いえ、何でもないです」




やばい、心の声漏れてた……





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