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「シャツのボタン開いてたの…
たぶんあの人が開けたんだと思う」



だって…

それしかないもん。




二「いいんじゃん、別に。
胸触られるくらい…」



「…なにそれ。
私のこと何だと思ってるわけ?」



二「だって、そういう気があったから
平気で男の前で酒飲んだんだろ?」



「そんなつもりじゃ…」



二「しかも、Aみたいな雰囲気の女
簡単にやれるって思っちゃうよ?」




なに、それ……


私がどんな思いで……




「私だって…
なりたくてこうなってんじゃない!」




立ち上がってニカにそう叫んだ。




「昔からそうだった…
私は全然そんなつもりないのに
色んな男から誘われて…

清楚な格好しても同じだし、
オシャレ好きだから
すっぴんで外歩くとか無理だし…!

だから…
なるべく笑わないように…してた……」




……のに、


あなたに出会えて

私は少しだけ変われたんだよ。




大好きなニカにも

そう思われたなんて……



こんな自分が嫌い……





「たしかに、あなたの言うとおり。
昔は色んな男と寝たよ。

酔ってホテルに連れ込まれるなんて
しょっちゅうだった。
誘われれば簡単にそういうことしたし、
身体だけの関係の人もたくさんいた。

けど私は変わったの!!
だから…何も知らないのに
見た目だけで判断しないでよ!」





はぁはぁと息を切らし、

ニカに自分の思いの丈をぶつけた。



こんなこと…

伝えたって意味ないのに……






二「……ごめん。」



「…え?」



二「たしかに俺、
見た目だけでお前のこと見てたかも。
中身まだ何も知らないのにな…」



「え、いや……」




思ってた反応と全然違くて

ちょっとびっくり……




二「だからさ、
これからAの中身ちゃんと知りたい。
……ダメ?」




ダメ?って……


そんな悲しそうな顔で見ないでよ……




「……私も怒鳴ってごめんなさい。
わかってくれれば、それでいいから…」



二「…よかった。」




ふんわりと笑うニカ



あ…


会ってから初めて

この笑顔見れたかも……





二「じゃあさ、来て?」



「え?…きゃっ!」



またもや手を引っ張られて

今度はニカの胸の中に……



こ、これ

けっこうドキドキするんだけど……//







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作品ジャンル:タレント
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mer(プロフ) - 続きが気になります!更新待っています★ (2019年1月24日 8時) (レス) id: 6743556bd3 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - ニカさん» いつもありがとうございます!ご期待に添える作品を書けるように頑張ります(^^) (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - sakurachibi4869さん» 待っていてくださってありがとうございます( ; ; )更新がんばります! (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
yuuna(プロフ) - にかけとさん» ありがとうございます!ご期待に添える作品かはわかりませんが、頑張って更新していきます(笑) (2019年1月2日 22時) (レス) id: 8ada495306 (このIDを非表示/違反報告)
ニカ(プロフ) - 新作嬉しいです!楽しみにしていますね! (2019年1月2日 16時) (レス) id: a5187c3540 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:yuuna | 作成日時:2019年1月2日 10時

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