君の笑顔６

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2「珍しくない？
Aから出かけたいなんて言うの」



「だって…
せっかくのお休みだし……」



2「まぁいいけど(笑)」



「ほんと？」



2「けど、練習しなくていいの？
ピアノとかダンスとか」



「あ…」




そうだった…


あと一週間しかないんだよな…




「だ、大丈夫！」



帰ってからぎっちりやるし！！




2「じゃあ準備してきな」



「はーい！」




ふふふん！


ニカちゃんとデート〜！！



この前ご飯行ったときは

仕事帰りだったから普段着だったし！



今日は気合いれる！！



昨日と同じような大人の女性になる！！




服は〜

この前ユリちゃんに選んでもらったやつ！



ちょっぴりいつもと違うメイクをして

髪型も上手にアレンジしてみた





「に、ニカちゃん！おまたせ！」



2「……よし、行くか〜」





一瞬、間が空いたような気がしたけど

見事にスルーされた私



く、くそ〜


そんなに私って魅力ない？





「に、ニカちゃん！！」




ぎゅってニカちゃんの背中に抱きつく




2「ど、どした？」



「私のこと…見て！！」



2「なに、どうしたの？笑」



「わ、わたし…
魅力…ないかな…？」



2「何言ってんの？」



「ニカちゃんの隣に立っても…
恥ずかしくない…大人の女性になれてるかな？」




もういいや、


自分から聞いちゃうんだもん。




2「はぁ〜〜〜」



「ま、また溜め息！？」



2「だってAが
アホなこと言うから(笑)」




あ、アホなこと？？




2「Aはそのままで十分なのに
なんでそれ以上 魅力的になんないとなの？」



「え…//」



2「綺麗だよ、すごく」




まっすぐ目を見て

私にそう言ってくれたニカちゃん




「は、恥ずかしい…//」



2「俺のほうが恥ずいわ(笑)」




そのまま また唇を重ねる



ニカちゃんとのキスは

何百回しても全部が心地よくて幸せ





2「あ〜、だめだ…」



「な、なにが？」



2「また襲っちゃいそう〜」



「に、ニカちゃんは…
元気すぎるよ……//」



2「Aの前だけだし」



「つ、続きは
夜…なんでしょ？//」



2「そうだね。
今日は朝まで抱くから」



「えっ！？//」





あ、朝までなんて…


私ぜったい無理だよ……///





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