君の笑顔６

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2「てかどこ行くわけ？」



「え？」



あー


そういえば

出かけたいなんて口実だったし

考えてなかったな……



ただ、大人っぽい服を着て

ニカちゃんの隣に立ちたかっただけだから。




「あんまり
人多いところはだめだよね…」



2「そうだな〜
ドライブとかだけでもいいんじゃない？笑」



「ドライブ！？いきたい！！」



2「ふはっ(笑)
Aってドライブ好きだよね〜」





そりゃあね…！



ニカちゃんが

運転する姿がしんどいんだもん！！





二人で駐車場へと移動する



私は、いつもどおり

後部座席に乗り込もうとした




2「たまには助手席に乗ったら？」



「え！？
だめでしょ！！」



2「大丈夫だって！
はい！Aのぶんのサングラス！」




えー……


こんなギラついたサングラスかけるの？



こんなことなら

自分用の持ってくればよかったな〜




2「Aは俺と違って顔小さいから
サングラスがでかくみえるわ(笑)」



「ち、ちっちゃくないし！」




てかこのサングラス

元々が大きいんだよ……(笑)




2「よし、出発〜」



「進行〜！！」




なんだかんだいっても

ニカちゃんとのドライブは

やっぱりテンションがあがる




2「ぶっ(笑)」



「な、なに！？」



2「いや…
テンション高いなーって思って(笑)」



「だってニカちゃんと
こんな昼間からお出かけなんて久々だし…」



2「まぁそうだけど(笑)」



「嬉しいんだもん！
ずっと一緒にいれるのが！」



2「…まぁ、俺も嬉しいけどね！」




あ、またニカちゃん照れてる！



サングラスをかけてても

ニカちゃんが照れてるときはすぐにわかる



可愛いな…//


言わないけど！！





2「なに？」



「い、いや…//
ニカちゃんは今日も…か、」



2「か？」



「か…か、カッコいいな〜って思って！」



2「は？笑」



「さ、サングラスもキャップも
すごく似合ってるし！」




はたからみたら

チンピラだけど！！




2「やめて、
俺そういうこと言われんの
慣れてないから(笑)」



「え！？なんで！？？
ニカちゃんはすごくカッコいいよ！！」




なんで自分で気づいてないのかな〜



ファンの子はみんな

カッコいいニカちゃんを求めてるのにさ！！





ソロ曲とかも

カッコいいの出せばいいのに！！




ぜったい私

倒れちゃうかもしんないけど…！笑





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