その一瞬、1秒、一時を【歌い手】

友達≠恋人 ページ9

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お皿が洗い終わりすぐ家をでた








『待っててくれてありがとうございます。』







一ノ瀬｢そんなに待ってないから大丈夫。｣







そう話すだけで会話が途切れる






ぎこちない





一ノ瀬｢そういえばお前まふとどう？｣






『えーっと、あまり話せてない、です。』






｢そか。自分でより戻せると思う？｣






『わからないです。』







｢まふのこと、初恋？｣






『多分、そうですかね。』






一ノ瀬｢初恋って、初めての恋だから忘れたくても忘れれないんだよな。｣






『そうですよね。』






一ノ瀬｢俺も好きな人いるんだ。｣






『あの後輩ちゃん？』







一ノ瀬｢あいつはもう好きじゃない、別れた。｣







『ですよね。』







一ノ瀬｢俺が今好きなのはとてつもなく美人で、優しくて、絵が上手くて、一途な人。｣







『最強な人じゃないですか。』






一ノ瀬｢そして、好きな人がいる、でもその人はある人と付き合っている。｣







『なんという関係なんですか。』







一ノ瀬｢初恋だ、俺は恋しないと決めてたのに会った途端手に入れたいと思った、俺のモノになればいいのにと思った、でも親友に奪われた。｣







『.....。』





一ノ瀬｢俺の方がその子と付き合い長いのに、勝手に先こしやがった。｣








『一ノ瀬さんはその子のこと好きですよね？』






一ノ瀬｢あぁ。｣







『その子幸せですね、一ノ瀬さんみたいな素敵な人に好まれて。』







一ノ瀬｢...。｣






『え、あ時間がやばいです、行きますよ！？』





一ノ瀬｢おう。｣

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