我慢をする意味2 ページ2
貴方Side
清水「Aちゃん。先にタオル持って行ってくれる?」
貴方「はい!」
私は棚からタオルを取って体育館まで持って行った。
ベンチにおいてすぐ水道に戻る。
貴方「潔子さん!持って行きました。」
清水「ありがとう。じゃあ、ドリンク持って行って休憩言ってもらっていい?」
貴方「はい。」
私はドリンクの入ったかごを持ち上げ、体育館に入った。
ピ――!
首にかけてある笛を鳴らす。
貴方「休憩です!」
そういうと部員は汗をぬぐいながら私のもとに来る。
タオルとドリンクを交互に渡して行く。
谷地「先輩!手伝いますよ。」
貴方「あ、ありがとう。でもいいよ。仁花ちゃん、ビブス洗わなきゃいけないんでしょ?」
谷地「で、でも一人でその量はきついんじゃ…。」
貴方「大丈夫!仁花ちゃんは自分の仕事やっておいで。」
私は笑顔で仁花ちゃんを送り出した。
本当は手伝ってほしかったけど、わがままは言っちゃいけないから。
澤村「無理するなよ。」
貴方「大丈夫ですよ!」
勉強だって、部活だって、なんだって。
私はあの日から誰にも頼らずにやってきた。
だって、わがまま言っちゃいけないんだもん。我慢しなくちゃいけないんだもん。
一人で、自分一人でやらなくちゃいけないんだ。
だって、そうしてないと…
そうしてないと、また嫌われちゃうから。
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はるちゃ(プロフ) - 桜朱さん» 今からでも考えて行動したら仲良くしている友人とも同じようなことが起きずに残りの高校生活も楽しめると思いました! (2019年1月2日 23時) (レス) id: 90ad3ef0d9 (このIDを非表示/違反報告)
桜朱(プロフ) - はるちゃさん» そんな偶然があるんですね…。友達の在り方って考えだしたらきりがないと思うし、難しいと思います。でも、一番は相手を思って行動することだと思います! (2019年1月2日 17時) (レス) id: aff2664059 (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃ(プロフ) - ミンティアパニーニ味さん» え、本当ですか?!有難うございます!(?)実際に去年の10月に起こってしまったことでした。もっと早くであってればよかったのと思いましたよ (2019年1月2日 13時) (レス) id: 90ad3ef0d9 (このIDを非表示/違反報告)
ミンティアパニーニ味 - はるちゃさん» 泣いた(突然)それ良いわ…アンタここで作者デビューできるわ… (2019年1月1日 22時) (レス) id: 7163f6fc3f (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃ(プロフ) - 続きになりますが、この小説を読んで本当の友人とは何か、友人の在り方?を気づかされた気がします!とてもよかったです。これから社会人になる身ですがもっと考えて行動しようと思わされました! (2019年1月1日 20時) (レス) id: 90ad3ef0d9 (このIDを非表示/違反報告)
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