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44夜目 ページ44

もう誰も驚いたりしなかった

吸血鬼「…また来たんですか?」

吸血鬼が呆れたようにつぶやく

「えぇ」

少女は微笑んだ

「もちろん貴方達に用事があってきたの」

死神「用事?」

「彼は4匹の化け物の歴史について話したのでしょう?」

少女は死神を指差す

「それじゃあ今度は、私が話す番よ」

人狼「なんの話?」

人狼が警戒するように言い放った

「これからの話よ」

幽霊使い「これから?…未来の話ってことか?」

少女は死神を見つめる

「この人の話よりは短いわ」

「でも、この人の話より重要よ」

少女の目に真剣な光が宿る

「貴方達は、人間が犯した事と同じ事をしてしまったのよ」

少女が話し出す

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作者名:ソレル | 作成日時:2017年11月4日 18時

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