夜の時間がやってきた！【オリジナル】 (ページ45)

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４５夜目ページ45

「人間の思い込みが貴方達４人を作り出してしまった

でも、貴方達は“思い込み”という枠から外れてしまったの」

幽霊使い「“思い込み”の枠？」

「思い込み。固く信じて疑わないこと」

少女はそこで一度言葉を区切った

「人間は“なにか”が万能であると信じ込んだわ。でも“なにか”が肉体を持って自分達と同じように動くとは人間は思わなかった」

そうでしょ、というように少女は人狼を見る

人狼「まぁ…確かに」

「今、貴方達は“夜”という時間を崇めているのよ」

幽霊使い「夜を崇める？」

「暗闘日。それは月の始まりに行われる“夜”を祝福する為にある。…違う？」

少女は不適に笑った

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