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氷)「待って。」
『ちょ、たつ…や、!』
逃げようとした私は今度は先程とは逆に辰也に片手で両手首を捕まれ、そのままソファーに押し倒された。
『まっ、待って辰也、ちょっ、』
私バスタオル1枚なんですけど!?//
氷)「…お預けされるのは、好きじゃないな。」
するのは好きだけどね、なんて笑う辰也は凄く、色っぽい…。
氷)「ねえ、A」
『な、に…//』
ジッと見下ろされているこの状況の居心地の悪さと羞恥とで、私の頭の中はぐちゃぐちゃだ。
氷)「君は、すごく魅力的だよ」
『それ、…高校生の言う言葉?』
精一杯の強がり。辰也にはすぐバレてしまうのかもしれないけど
氷)「ふふっ……嬉しいくせに」
『……//』
ほら、バレてる。
氷)「嬉しい?」
『ん…。』
目線をそらせば空いている片手で顎を捕まれ、無理に目線を合わせられる。
でもそれは凄く恥ずかしくて、私はずっと目線を下に向けていた。
氷)「…なにそれ、可愛い…」
『へ?』
零れ落ちる様に辰也の口からでた言葉に驚き顔を上げれば、いつものポーカーフェイスよりいささか赤い顔。
氷)「………襲いたい。」
『え!?』
きっとソレは辰也の感情のままに出た言葉で。
その目付きはいつもと違う、獣を思わせるものだった。
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…危ない。←
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萌緩 - 凛華♪さん わぁぁ!ありがとうございます! 凛華さんに読んで頂けただなんて思うと、手が震えてしまいます笑 ありがとうございました! (2015年7月28日 18時) (レス) id: 01b1cd2579 (このIDを非表示/違反報告)
萌緩 - 綿貫さん キュンとしていただけたなんて嬉しいです!!私はどうしてもギャグみたいになってしまうので…。なんだか私には勿体無いお言葉、有り難く受け取らせて頂きますo(`ω´ )o 続編、頑張ります! (2015年7月28日 18時) (レス) id: 01b1cd2579 (このIDを非表示/違反報告)
凛華♪(プロフ) - こんにちは、凛華です。一気に読ませていただきました笑 面白かったです! (2015年7月28日 14時) (レス) id: ab9096fda4 (このIDを非表示/違反報告)
綿貫(プロフ) - 私、女主ちゃんが書け無いので。こんなにキュンとした描写が描ける萌緩さんが心の底から凄いと思いました!更新頑張ってください!楽しみにしています! (2015年7月28日 14時) (レス) id: 47b4b0da20 (このIDを非表示/違反報告)
萌緩 - 月姫さん あぁぁぁぁありがとうございます!!…そうですね、1日一話もままならぬ萌緩が100倍など言える立場では無かったです(((´・ω・`)← 気持ちは←100倍!頑張ります!! (2015年6月26日 1時) (レス) id: db20727e2e (このIDを非表示/違反報告)
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