エピローグ(表) ページ32
さっきまで、別れの話をしていた教室は火の海になっていた。
その教室に残っているのはこの教室のクラス担任だった雪染だけしかいなかった。
雪染「さよなら。私の生徒達」
そこに、雪染が心配で来た宗方がいた。
宗方「雪染！」
雪染「あ、京助…」
宗方は雪染の方に寄った。
宗方「大丈夫か？」
雪染「皆がｯ…」
宗方「遅かった…すまない」
雪染「ううん。京助のせいじゃないよ。けどｯ…けどｯ！」
宗方「行こう」
カタッ
雪染の手帳が落ちた。
雪染「あ…」
雪染は一回拾おうとしたがやめた。
宗方「いいのか？」
雪染「うん。大した物じゃないから」
手帳からは、生徒達が写っている写真が出ていた。
そして、その写真は火の海によって燃えていくのであった。
「つまらない。
きっと、あの長髪の彼ならそう言うだろう。
全ては江ノ島盾子が願った通りの未来を辿った。
私の生徒達は、世界に絶望を伝染させて行った。
伝染した絶望は、新たな絶望を誘発し、世界が絶望に染まりきるのに、そう時間は掛からなかった。
勿論私も、彼女の予想した通りの未来を辿り」
「そう。これは最後に絶望で終わる希望の物語。
じゃあ、バッドエンドかって？
うーん。どうかしらね？
彼女や彼女を崇拝する誰かにとっては、望んだ通りの結末だろうし、そもそもこの物語にハッピーエンドなんて用意されていたのかしら？」
江ノ島「だって、世界中から絶望がなくなったとしたら、それはそれで絶望的じゃん。うぷぷぷぷ」
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青猫(プロフ) - ゆき姫さん» ですが、絶望編ではカムクラとの関わりがもうありませんが、希望編ではこっちの夢主さんと関わらせようと思っています。勿論、未来編の夢主さんとも関わらせると思いますが。こんなしょぼしょぼな作品ですがこれからもよろしくお願いします。 (2017年2月16日 23時) (
レス) id: 1767e3e23a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫(プロフ) - そうなんですか…ちょっと残念ですが更新頑張ってください (2017年2月16日 23時) (レス) id: ab6fb12fda (このIDを非表示/違反報告)
青猫(プロフ) - ゆき姫さん» コメントありがとうございます。やっとここまで来たなって感じです笑9話は飛ばしすぎました笑それと、申し訳ないのですが、日向と幼馴染と言う設定を入れてるのに、この後はカムクラとは関わりがないんです…ほんとすいません。 (2017年2月16日 23時) (レス) id: 1767e3e23a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき姫(プロフ) - もうすぐおしおきタイムの所ですね！カムクラくんとどんな感じになるのかすごく気になります！ (2017年2月16日 23時) (レス) id: ab6fb12fda (このIDを非表示/違反報告)
青猫(プロフ) - 名無しさん» コメントありがとうございます。こんなダメ作を好きになってくれるとはとても嬉しいです。これからも遅いですが更新頑張ります。よろしくお願いします。 (2017年2月10日 21時) (レス) id: 1767e3e23a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪猫 | 作成日時：2016年8月21日 22時
