ダンガンロンパ3TheEndof希望ヶ峰学園 絶望編〜希望の物語〜Part2

60話 ページ20

江ノ島「簡単なことですよ。ちょっとした映像を見てもら…」

雪染「七海さん、柊さん！えぃっ！」

雪染先生は消火器を江ノ島盾子に投げた。

江ノ島「ちょっとー、これって体罰なんじゃないのー？」

雪染先生は狛枝君を上げていた。

七海「先生！」

雪染「狛枝君を連れて逃げて」

柊「でも！先生はどうするの！？」

雪染「早く！
任せて。私は貴方達の先生なんだから」





雪染先生に言われた通り、狛枝君を連れて教室に戻っていく途中である。

柊「七海さん、やっぱり私、先生が心配だよ。
だから、先生のところに行ってくるから狛枝君をお願い」

七海「だ、ダメだよ！一人じゃ危ないから、一回教室に戻って皆で行こう？」

柊「そんな事している間にも先生が危ないんだよ！だったら今行かないと…」

七海「でも！」

柊「私は…雪染先生がいなかったら、きっと今の自分はないと思う。
雪染先生がいたからこそ、こうやってクラスの皆とここまで仲良くなれたんだよ？
私の性格上、自分から初対面の人に話すのとか無理だし。
だから、私は雪染先生に感謝してるんだよ。
雪染先生や七海さん、クラスの皆に恩返ししきれない程、感謝してるんだ。
だから、恩返しになるかは分かんないけど、恩返しとして雪染先生を助けたいんだよ」

七海「柊さん…分かったよ。けど、もし、危ない状態になったら、自分の身も考えてね。
私達が来るまで、雪染先生をよろしくね。柊さん」

柊「七海さん…ありがとう」

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