転生したら樋口だった件について、今から推しと議論したいと思います。

推し　【3】 ページ4

私が死ぬ前、想った世界＿＿＿＿＿＿＿







『文ストの最新巻』


『推しに・・・・・・会いたかった』








それって＿＿＿＿＿＿＿＿





貴「“文豪ストレイドッグス”＿＿＿＿＿＿＿」





え、マジか。(真顔)



あっ、あっ、芥川にも会えたり？(最推し)


ああああ敦君とか、きききき鏡花ちゃんとか、探偵社に、ポートマフィア＿＿＿＿＿＿＿＿＿



天国かよおおおお






って、待て待て待て。


断言は出来ないだろうが、馬鹿者め。

あの後、無意識に違う漫画やアニメの事考えたかもしれないし・・・・・・



別にどの世界でも私は嬉しいけどね！




でも“文スト”っていう可能性が出て来た。



ならば確認を＿＿＿＿＿＿＿＿＿と言っても、確認出来るモノが無いしな。



詰んだぞ。





貴「・・・・・っあーーーっ！！

登場人物とかに逢えたら楽なのにねぇ・・・
・・・・ん？」






私今フラグ立てなかった？



アレ？






立「おーーい、起きたかーー？」





って、思った瞬間の立原。


テンプレだーー。




其の後ろには銀ちゃんも居る。


ん？広津さんは？

立原。お前、広津さんを何処に置いて来た。
ア？





あ、でもお前さん結構イケメンやな。

推しじゃないが、会えた事は嬉しいぞ。(何様)




私の心の声を無視し、「案外元気じゃねぇか。」と、まじまじと伺い見る立原。

おい。

乙女の顔をジロジロ見るでない。失礼な。




銀「・・・・・・」





銀ちゃん・・・・・見事な無口のクールさんだね。


否、知ってるよ？



可憐な黒髪撫子っていう事は、私は知ってるよ？？


うん。めっさ可愛いよな。

結婚しない？




と、銀ちゃんへプロポーズしていたら「書類。結構溜まってんだぞー。」と、空気を読まず話を差す。



空気読めぇい。
や。声に出して無いけどさ。


つか、マジで？
やだやだ。
細かい文字見てるとお目々痛くなるよ？






貴「目ぇ痛え・・・・」





立「頭でも打ったのか。」






立原の言葉なんてスルーだ。


聞こえ無い。私には何も聞こえ無いからな。

なぜなら耳栓してるから。





コホンッ。


話がズレたが、これで確定。

この世界は“文スト”だ。



神様・・・・・







貴「私、頑張るぜ。」



立「おい銀。撃たれたのって肩だよな？

頭じゃねーよな？？」






おい立原。

失礼にも程があるぞ。



あと、銀ちゃん。

そんな「どっちだ・・・・？」みたいな顔しないで。心折れちゃう。

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