最近、帰りが遅いですね。【まふまふ】

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この作品の3話目つくろうと思ったのに間違えて全て消し、気づいたら次の日の朝で全て消えていたという。。
更新遅くなってしまい申し訳ございませんでした。
今すぐ書きますので。ﾊｲ。では。
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夢主side

『なんで…？』

どうしてこんなことするのだろう。

そんなに嫌い？

……真冬。

私はあなたの気持ちがわからないよ。

何がしたいの？何が言いたいの？

これはわざとしてるの？

疑問ばかりが頭に浮かんでくる。

『やっぱり、嫌いになったんだな……』

もうこれ以上泣かせないでほしい。

何だか今まで泣いても真冬を信じていたのが馬鹿らしくなってきた。

私は立つ気力もなくなり、その場にへたり込む。

もう、涙すら出てこない。

ただ思う事は、

悲しさと悔しさ。

彼にそんなにも嫌われていることにショックを受ける。

それと同時に、何故嫌いだと言うことをハッキリと口にしてくれないのか。

そんな疑問もでてくる。

そして、裏切られたのが悔しい。

何よりも、彼に

“嫌いだ” “別れて欲しい”

たったこれだけの言葉が言えないことが悔しい。

言えるはずなんだ。

ただ、彼が今よりも遠くに遠くに行ってしまいそうで…。

二度と彼のことを見れない気がして。

それが嫌なだけ。

これだけ突き放されても、まだ大丈夫だと。

不倫なんてされてないと。

勝手に思い込んでは落ち込む。

そんな自分が大嫌いだ。

うんざりするなら、彼と居て疲れるなら、

……もうこれ以上泣きたくないのなら、自分なりに自分が幸せになるように、自分で道をつくっては歩いて行かなければならない。

…それが出来ていない。

本当に弱い。

こんなんだから…嫌われるんだ。

相手の事を最低だと思う前にもっと自分で出来ることがあったはず。

別れを切り出せない自分の弱さや、身勝手さがよく分かる。

もういっその事人生の最初からやり直したい。

やはり、永遠の愛はないらしい。

身を持って分かったこと、知ったことだから。

シンデレラは相手の愛を、相手の事を知らないまま長い時を過ごしていく。

そしてその苦さを味わっていく。

王子はそんな事は知らず、自分の好きなように過ごす。

それもシンデレラの気持ちも考えず。

灰被りはより薄汚くなる一方だ。

それでもきっと灰被りは何時でも夢を見るのだろう。

その場を見ても王子を信じていけるのだろう。

だが、シンデレラの話で例えても私と彼女では強さが違う。

私はその強さが欲しい。

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