じゅうろく ページ17
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明石が一期一振といさせるのは不安だからボロボロの服のまま飯食うと言い出したので来派の全員で手入れ部屋に移動することにした。
「はあ、貴方はもう何を不安というのですか。
一期さんとても良い方では?」
「その気を許したところで仕留められるんや、
ホンマ気ィつけてな、、」
「何に気をつけろというのですか…」
「んー、んー?まー母さんは国行だけ見てればイイってことじゃね?」
「?…私はお前様しか見ておりませんよ」
「なら大丈ー夫!!な?!」
蝶羽は未だ頭にハテナが浮かんでいるが大丈夫と言われたので大丈夫だろうと事を収めた。
それを聞いていた明石は顔を赤くするが蛍丸は先ほどの一期一振の件もあり不安な表情で明石に忠告をする。
「国行、ちゃんとお母様見てないと蝶みたいにふわふわ飛んでっちゃうからね」
「せやなあ、…」
明石はそうするための対処法が分からないので他の刀剣に目移りしない事を祈る事しかできない。
そんな事を考えながら歩くと蝶羽は手入れ部屋を通り過ぎてしまう。
「ちょちょちょ、手入れ部屋過ぎとんで」
「はえ?…ああ、ここですか」
「変わんないねー、お母様は。」
「全く変わってねーな、逆に驚きだわ」
「そうですか?」
昔から蝶羽は方向音痴とともに部屋へ辿り着けないという迷子星人でもあった。
そんな変わらない一面を久しぶりに見えて嬉しいがまずは手入れをする為に主が来るまで部屋で待っている事にする。
「ほな開けるで」
「おーう」
手入れ部屋の襖を開けると中には既に鶴丸国永と薬研藤四郎が居た。
「お、旦那らも来たか。大将来るまでちょいと待ってくれ」
「蝶羽じゃないか!おはよう!」
「おはようございます兄様、お怪我は大丈夫でしょうか?」
「それが聞いてくれよー!お前の旦那容赦なく刀を振ってくるんだ!」
「いや鶴丸の旦那、それは明石の旦那を見てから言ってやってくれ」
「?お前もすごい怪我だな!」
「アンタが付けたんやろ!とぼけとんといてくれる?!」
「傷に響くので静かにしてください」
「あ、ああ」
言い争っていた二人は蝶羽の言葉によりすぐさま静かになった。それを見た薬研藤四郎は気を利かせた?のかは知らないが二人にいう。
「蛍丸の旦那も国俊の旦那も此処で待っててくれ。飯を運んでもらうように頼んでくる」
「ほんと?ありがと」
「サンキューな!」
ご飯を持ってきてくれるのは有難いが今はすこし空気が悪いので行かないでほしいと思った2人である。
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ヒロアカにハマってしまった
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よしざあ(プロフ) - ありがとうございます!...ホント今からやっておいた方が良きです...私なんて本気でやり始めたの1ヶ月前で本番はまず自信喪失していましたから...!!我儘に御付き合いありがとうございます!! (2018年3月22日 23時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
Tikuwa(プロフ) - 受験お疲れさまでした!私もそろそろ勉強しはじめないと進路が・・・評価しますね! (2018年3月21日 23時) (レス) id: f7fcb6631d (このIDを非表示/違反報告)
よしさわこ(プロフ) - セイトさん» 我が子のように可愛がりたいなって思った結果でした(笑)嬉しいお言葉感謝です! (2018年1月21日 8時) (レス) id: ab7b38fcd7 (このIDを非表示/違反報告)
セイト(プロフ) - お母さんって感じがいいですね!母性本能のようなものが芽生えますね(*゚∀゚)続き楽しみにしています!! (2018年1月19日 23時) (レス) id: 6be1b79121 (このIDを非表示/違反報告)
しゅう(プロフ) - はい!_| ̄|○)) よろしくお願いします ((○| ̄|_ (2018年1月19日 6時) (レス) id: e0592a0085 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:よしさわこ | 作成日時:2018年1月7日 23時