歌に形はないけれど×今吉×紫猫日和様リク ページ18
薄紅の時を彩る花びらがひらひら舞う光の中で、私はちゃんと上手に笑えたはず
演劇部部長の実力を舐めないで欲しいね
これで永遠の別れでは無いのは心の中では分かってるんだけど、どうしても、寂しいと言っている感情がスライムの様にどろどろと混じっている
私は、今日の夜に、女優になる為の第一歩として、海外へ飛び立つ
私の夢を誰よりも応援しててくれたのは恋人である翔一だ
翔一のお陰で、私は演技を極める為に海外へ行ける
だけど、離れたく無い。これは、私の自分勝手な我儘
昨晩、真っ白な中で目を覚ます夢を見た
何かに縋るように手を伸ばすが、手は空を切るだけで、何も掴めなかった
本当に目が覚めると、朝で体がベトベトだった
これは正夢なのかなって、自嘲気味に笑って、目頭が熱くなって、最終的には泣いてしまった今朝
ふと、学校に行く途中、空を見上げると、去年より、一昨年よりも空が近くなっている気がした
この空が近くなっていくたび、私は何を失ったっけ?
一昨年は、苦手な英語の勉強の為に遊び時間を減らしたら友達が減っていった
去年は、ずっと放課後ギリギリまで練習をやっていたら、勉強に手がつかず、成績が少しずつ落ちてしまった
今年は、・・・あれ、なんだったけ?
なんて思いながら、学校に辿り着いた。
私達3年生の卒業式も午前中に無事に終わり、冒頭に戻る
沈黙が場を支配する。
そんな中、口を開いたのは私で
「・・・翔一、有難う」
「ん?何のお礼?」
とぼける翔一に少し笑みをこぼして、変わらないね。と呟く
「何のって、海外、行けるの翔一のお陰だから。そのお礼」
「別にワシのお陰やないよ」
Aの実力や。そう言って私の頭をわしゃわしゃと撫でる
いつもなら、髪がぐしゃぐしゃになるからやめて!って言うんだけど、今回はいいや
翔一が撫でてくれるのは対外、私が不安になった時
私を一番分かっててくれる翔一
私ね、そんな翔一の支えになりたいの。
私が不安になって泣いていた時、翔一がそうだったように
黒の異端者*番外編→←黒の異端者*バッドエンド*(ネタばれ&グロ注意)
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紫猫日和(プロフ) - フランドールさん» おまかせします!編集パスワードだけ教えてもらえれば (2016年8月24日 19時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫日和(プロフ) - フランドールさん» おまかせします!編集パスワードだけ教えてもらえれば (2016年8月24日 19時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 紫猫日和さん» 良いですよ!今から作りますね。ホムペで良いですか? (2016年8月24日 18時) (レス) id: 37c5eccb8f (このIDを非表示/違反報告)
紫猫日和(プロフ) - フランドールさん» 努力します!パスワードかけた作品作ってそこで相談しませんか? (2016年8月24日 18時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 紫猫日和さん» はい!わかりました!!原作沿い、アニメ沿いとかでも大丈夫ですか? (2016年8月24日 18時) (レス) id: 37c5eccb8f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:フランドール | 作者ホームページ:http://12210219
作成日時:2016年4月17日 1時