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黒の異端者*バッドエンド*(ネタばれ注意) ページ15

『・・・ャル!!』

これは、私の声だ
何か、焦っているような感じ
まだ“予知”の途中だからぼやけていてあまり見えないが、誰かが倒れている
その人の周りには赤黒い何かが飛び散っていた

『・・・んで、・・・っ』

さっきまでぼやけて見えていた景色がだんだんクリアになっていく

『・・・てっ・・・!!』

倒れている人は、金髪で、私が良く知っている________

『シャ、ル・・・』


そこで目を覚まし、ガバッと上半身だけ起こす

「はぁ、はぁ・・・。あれは_______」

私の予知は、団長が盗んできた予言とは違い、見た未来は何をしても“変えられない″

じゃあ、シャルは________
私はそこで考えるのをやめた

あれは何かの間違いだと信じて



「・・・おはよう」
「アリス、おはよう。昨日はよく眠れた?」
と、シャルが、はい、コーヒー。と黒いマグカップを渡してくれた

「・・・有難う」
お礼を言ってコーヒーを受け取る

昨日は、よく眠れた。
そう言って、あの事を話さない様に、隠すようにコーヒーに口付けた



今回の狙う宝はリベラシオンという題名の絵

それを所持しているのは、ベルドランというマフィアでは名が知られている人が持っているらしい
その人の警備は甘くて有名らしいが、
実は一人一人が強く、念能力も持っているそんな噂がまことしやかに囁かれている

だが、そんなの私達には関係ない
要は、その絵を盗めばいいのだから
敵の数が少ないから、という理由で実行するのは、シャル、私

シャルから聞くと、敵の数は二人だけ
なんだ、簡単じゃない。

私はそう思って、あの事を忘れていた




「おぉ、本当に警備が甘いね」
「噂、通り」

今来ているのは、べルドランという奴の屋敷の中
本当に警備が甘く、外も男が一人立っているだけ

裏から通れば誰もおらず、ここまでくるのは簡単だった


「じゃあ、お宝を盗みに行きますか」
「うん、分かった」

シャルと私は、早速お宝のベラシオンを盗みに二階へと上った



「あ、あったあった。リベラシオン、間違いなく本物だ」
リベラシオンがあったのは赤レンガで作ってある大きな暖炉の部屋

「じゃあ、これを持って帰れば任務完了だね」
「うん」

そう言って、絵に手を掛けたその時



「・・・え?」
シャルの体を何かが貫通していた

黒の異端者*バッドエンド*(ネタばれ&グロ注意)→←もしも夢主ちゃん達に猫耳が生えたら



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紫猫日和(プロフ) - フランドールさん» おまかせします!編集パスワードだけ教えてもらえれば (2016年8月24日 19時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
紫猫日和(プロフ) - フランドールさん» おまかせします!編集パスワードだけ教えてもらえれば (2016年8月24日 19時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 紫猫日和さん» 良いですよ!今から作りますね。ホムペで良いですか? (2016年8月24日 18時) (レス) id: 37c5eccb8f (このIDを非表示/違反報告)
紫猫日和(プロフ) - フランドールさん» 努力します!パスワードかけた作品作ってそこで相談しませんか? (2016年8月24日 18時) (レス) id: c7354fc658 (このIDを非表示/違反報告)
フランドール(プロフ) - 紫猫日和さん» はい!わかりました!!原作沿い、アニメ沿いとかでも大丈夫ですか? (2016年8月24日 18時) (レス) id: 37c5eccb8f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フランドール | 作者ホームページ:http://12210219  
作成日時:2016年4月17日 1時

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