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3.北海道でも夏の紫外線を舐めちゃダメ ページ4

「静雄…?臨也…?」

先程まで目の前にいた2人の姿が見当たらない。それどころか自分が今いる場所でさえわらかない

「…なんで、」

辺りをキョロキョロと見渡していると高校生くらいの男の子と小学生くらいの女の子がこちらに歩いてきたため、思い切って声をかけた

「あ、あの!すみません」

?「はい?」

「道をお尋ねしたいのですが、ここってどこでしょう…?」

?「え、どこ…と言われましても…どこに行きたいんですか?」

男の子に道を尋ねたが、逆に質問で返されてしまった
確かに自分も逆の立場なら同じ質問をするだろう

「えっ…と、とりあえずサンシャインはどこに…」

?「サンシャイン?お店ですか?」

「いや、お店というか…60階通りとかでもいいんですが…」

?「60階通りなんてこの辺にあったかなぁ?というかそれ東京とかじゃないですか?」

「え?ここ東京じゃないんですか?」

?「え、ここ北海道ですよ?」






「…………え?」

頭が混乱している。誰かこの状況を教えて下さい。

?「あ、あの!」

さっきまで黙っていた小さな女の子が急に声を上げた

?「道に迷ってるんでしたら、もしよかったらお店に来ませんか?」

「お店?」

?「はい!私達がバイトしてるところなんですけど…」

小さいのになんてしっかりした子なんだ

?「そうですね、よかったらそこで話聞きますよ?」

男の子も賛同してくれた

「い、いいの?ありがとう…!お嬢さんも小さいのにしっかりしてるね!」

?「な…!私お嬢さんじゃないよ!種島ぽぷら、17歳だよ!」

「え、うそ」

ポ「そしてこっちはかたなしくん!」

小「小鳥遊です」

「あ、私AAです えと、たか…かた…」

小「小鳥遊です」

「小鳥遊くん、ぽぷらちゃん、ありがとう(^^)」

ポ「じゃあいこ!」

こうして私は優しい2人に出会い彼らのバイト先に向かうことになった
しかし北海道ってどういうことだろう…

4.こんな個性的なレストラン見たことない→←2.非日常に憧れる?そんなもん実際に起きたら日常が恋しくなるぞ



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T.R - 更新頑張ってください! (2015年10月30日 21時) (レス) id: 78af19d42e (このIDを非表示/違反報告)
相馬さん大好き - おもしろかったです! (2015年10月3日 18時) (レス) id: 78af19d42e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴座 | 作成日時:2015年8月19日 1時

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