#56 ページ10
家の近くまで戻ってきたところで、自動販売機を見つけて立ち寄り、ふと思い出す。
(ここ初日に吉良さんとぶつかった場所だ……！)
どうりでデジャブを感じたわけだ。
勢い良く人とぶつかった記念の自動販売機でジュースを買い、キャップを開けようとした時に後ろから声を掛けられた。
「君、今一人かい？一緒にお茶でもしない？ 」
「え？」
後ろに立っていたのは、金髪碧眼のガタイのいいイケメンだった。荒木荘の住人とジョースターのおかげで大男には慣れたが、いきなりこられるとちょっと怖い。
腕を掴まれて壁ドンされているのだが、真昼間からしかも住宅街の真ん中って……。
「すみません、これから用事あるので……」
「じゃあその前に俺と遊ぼうぜ」
「遊びません。手離して下さい」
「そんな睨まないでおくれよ。可愛い顔が台無しだぜ？」
マジでなんなんコイツ。
がっつり腕を掴まれているので、振りほどく事ができないのが悔やまれる。一目散にここから逃げたいというのに！。せめてもの抵抗で男の手を叩いたり、腕を引っ張ったりしてみる。
「あのほんとに離してくれませんか。私これから用事……」
「そんな大事な用事なの？」
「そうですよ！！これ以上やると人呼びますよ！親呼びますよ！」
適当に親とか言ってみたが、実際呼ぶとしたら荒木荘の人間である。もしくは連絡先を知っている花京院。
Aはダメもとでスタンド能力を使おうとするが、身動きが取れないので音速では動けない。
いつまでもこの男は諦めずにAを襲おうと追い詰めてくるが、試しにスタンドを仕掛けたところで男がAの腕を離す。
この一瞬をAは逃さなかった。
「お前ッ、ただの女じゃ……！」
Aはスタンド能力を使い音速でこの場を走り去り、無事に荒木荘に帰ってきた。
息荒く玄関を抜けたAは、へとへとでリビングのドアを開ける。
「ただいま……」
「あぁ……何をそんなに疲れているのだ……？」
「人間はこれだからな全く」
「帰ってきて早々うるさいな」
リビングにはDIOとカーズがおり、それぞれ読書をしていた。Aは一番近いところにいたDIOの上に倒れ込む。
「でぃお〜〜〜怖がっだよぉ〜〜」
「厶……どうした」
わざとらしく言いつつもDIOに抱きつくと、DIOは優しく頭を撫でてくれる。
「……DIO優しいね」
「優しい？当たり前だろう？なぜなら、このDIOだからなァァァ！！！！！」
「静かにしろ」
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
