#51 ページ5
ヴァレンタインからの忠告を受け、ジョナサンは棺桶へ視線を移す。
その間も棺桶はガタガタと揺れており、Aはバランスを崩さないよう棺桶のフチに捕まっている。
「ちょっとDIO！！ 揺れがでかいんだけど！！！私乗ってるっつーの！！」
言うより早くAの体が宙に浮き、軽く一回転する。
DIOが棺桶の蓋をAごと上に吹っ飛ばしたのだ。
叫びながらも、スタンドを出して体勢を立て直したAはDIOとジョナサンの様子を伺う。
DIOは目が覚めたらジョジョがいるこの状況が飲み込めず、立ち尽くすが、ジョナサンはなんら変わらぬ様子で椅子から立ち上がる。
そして穏やかな声でDIOに話しかける。
「やぁ、ディオ。お久しぶりだね」
「ジョジョォォォォォ！？！？ 貴様がなぜここに！！」
「僕はお菓子のおすそ分けに来たんだよディオ。君も食べる？」
「お、お菓子だと……？」
このふたりは長い付き合いだ、といつだかプッチが言っていたが、どうやら本当らしい。
「そうだ！」
突然、何かを思い出したかのようにジョナサンがAの方を振り返る。
「今度、みんなで海に行くんだけど、A達も一緒に来るかい？」
「へ？」
会話の流れどこいったん????? とAが心の中でツッコミを入れる。
すると、ディエゴがAの肩に腕を回してAをホールドし、彼氏面し始めた。
それを機に荒木荘の男どもが語気を強くして言う。
「おいA、俺との約束忘れたわけじゃねぇだろうな？」
「は？約束？」
「実は我々も海に行こうとしててね」
「私の中では一番楽しみな予定だよ」
「Aがいないとせっかくの海が楽しくないからな」
「お前ら……」
ちょっとディアボロが呆れ気味ではあるが、彼らは今、ジョースターの奴らと海へ行くなどもってのほかであり、あってはならないこと。ましてやAを誘うなど……！と思っている。
別にいいじゃんと言いかけたAの口をディエゴが素早く塞ぎ、小声で「黙ってろ」と耳打ちする。あまりにも不意打ちすぎてAは顔が真っ赤になった。顔近いって！
「話が進みすぎではないか！？俺は一切理解していないぞ！！！」
DIOはその場のノリというものを知らないのか、より一層混乱している。
まいったなぁ、と頭を掻きながらジョナサンは困ったように笑う。
「Aはガードが固いみたいだね。いろんな意味で」
「はは...全くその通りで……」
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
