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車を走らせること30分。新居に到着した。
業者が既に荷物を運び終えていて、吉良達の到着を待ってくれていた。
「いやぁ、みなさんのお知り合いに助けて頂いちゃって。早く運び終わったんですよ！本当に感謝してます。みなさんもご協力ありがとうございました！」
一瞬なんのことかわからず、Aはきょとんとするが、お兄さんもきょとん顔になったので、話を合わせた。
業者の人達にお礼の品を渡して帰ってもらったあと、Aはワクワクしながらドアノブに手をかけると、後ろから次々と人がのしかかってきた。
「先に開けるのは俺だ」
「いや私だ」
「お前ではない。このDIOだァァァァ！！」
「死ぬっ……」
Aが窒息寸前のところで抜け出すと、ドアが開いたようで、男たちが倒れていくのが見えた。
そしてDIOが絶叫した。
「ど、どういうことなのだァァァ!!!!!」
「は？なぜお前達が……」
気になったAはDIOを踏み台にして中へと突入すると、そこには紛れもない、ジョースター一家が揃っていた。
「ほんっと久しぶりね！また会えて嬉しいわA！」
「えーーーー！すごーーーい！！」
ここにきて知能指数が下がったAは、DIOの頭を踏んで徐倫に駆け寄った。
吉良に関しては、頭を抱えている。
ディエゴが吉良の肩を叩くと、「わかるぜ」とだけ言って足元にあった石を拾い上げて、片手で粉々に砕いた。
家主の前に新居に入っちゃうという、常識にとらわれないジョースター一家に吉良もお手上げのようだ。
わちゃわちゃしている中、徐倫の後ろからぬっと顔を出した承太郎が、Aに花を渡した。
徐倫は「きゃぁー！」と声を出すと、ハートマークがつきそうな勢いで承太郎をつんつんしだす。
「やっだぁ、承太郎ったらぁ！いつの間にそんな男の子になっちゃったのぉ！」
「やかましい……お前もさっさと受け取るんだぜ」
「ありがとーー！！承太郎君好き！！！」
Aはその場のノリと勢いで承太郎に抱きつくと、徐倫がもっと黄色い悲鳴をあげる。私今にも恋しそうだわ！！とほんとに倒れそうな勢い。
承太郎はと言うと、帽子を深く被って一生懸命顔を隠している。そんな承太郎見ていたジョルノがぽつりと一言、
「あれが初心というやつでしょうか」
と真面目に言って徐倫を卒倒させた。
吉良は初日から大変騒がしい光景を目にして、胃を押えつつ、これから迎える壮絶な日々を想像してぶっ倒れた。
-fin-
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
