#78 ページ32
メローネとギアッチョが休憩室で休んでいると、しょぼしょぼした目のAが入ってきて、長椅子に溶けるようにして座った。
ギアッチョ曰く「溶けかけた氷」だったらしい。
明らかにお疲れなAに、メローネは水を渡すと颯爽と立ち上がった。
「お疲れ様、A。それでも飲んで休んでなよ。俺らがあとホール回すから」
「お前何言ってんだよもう少し休ませろクソが」
「せっかくカッコつけたのにさ。どうしてくれんの」
リゾットから言われた休憩は10分。初回だと言うのに、いきなり50問はないだろ......と小声でぐちぐち文句を垂れ流しながら、メローネからもらった水を飲んだ。
10分後、また地獄が待っていたことは言うまでもない。
「ただいま......」
「おかえり......どうした、大丈夫か？」
「......Aは元気です」
「お前普段一人称名前じゃないだろう。疲れてるならもう休みなさい。そうだ、風呂はもう準備出来てるから先に入るといい」
「ひぇ......ありがとうございます......天使か......」
「神父だ」
家に帰ってきて早々、プッチママに心配されて先に風呂に入ることになった。本当はご飯を食べたいが、ママの言うことはちゃんと聞いておこう。
「じゃあお先に失礼」
「寝るなよ」
「寝ないよ......多分」
ディエゴに小言を言われながら浴室に向かう。
きっとあれも彼の優しさだと思うあたり、Aは今相当疲れている。
「明日は1日休みだから何しようかな......寝ようかな」
独り言を呟きながら湯船に浸かっていると、スタンドが出てきてAの肩をつんつんしてきた。全部が小さくて非常に可愛いな、とかなんとか思っていると、
「......ア......アァ、ヤ、ット......コエ......」
「......！？」
突然機械音が聞こえたと思えば、スタンドが音を発しているではないか。Aのスタンド能力的におかしいことではないが、声......とか言ってるということは......？
髪の毛が濡れたままリビングに走ってきたAを、たまたま近くにいたヴァレンタインが受け止め、何も言わずに頭を掴みソファに座らせる。
どこからか持ってきたタオルで慣れたようにAの髪をまとめると、落ち着かせるように言った。
「で？何があった？」
「あのね！聞いてよ聞いて！」
子供のように話始めるAを何事だ、とリビングの皆が真剣な顔で見ていた。
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
