#70 ページ24
スタンド使いであること、かつてのパッショーネのボス・ディアボロと接点があること、彼の残虐性を知っていること……。
なんなら、彼のスタンドの姿も能力も把握済みだ。
よく考えてみれば、Aは怪しさ満点な人物であり、"一般的な女性"だからあまり危険視されていないだけで、実はとんでもない人物である。
「……お前を信用しても構わないのだな？」
「……ぜひそうして頂けると嬉しいですが……」
「な〜んか胡散臭くないか〜？ま、お前の判断に任せるさ、リゾット」
リゾットは「責任は俺にあるしな」と言うと、Aの肩に手を置いた。その光景を休憩上がりのホルマジオが見かけて、急いで三人のもとへ駆け寄ると、Aを自分の方へ乱暴に引き寄せた。
「お前ら、どういうつもりだよ！」
「ホルマジオ、」
「わ〜んホルマジオさぁん」
ホルマジオに少し乱暴に腕を引かれるが、優しく抱きとめられる。Aが半泣きでホルマジオの腕を掴むと、「よしよーし」と頭を撫でられる。なんだか、この感覚に慣れてしまった自分がいる、とAはふと思った。ただし今はそれどころではない。
リゾットが理由を説明しようと一歩前に出ると、すかさずホルマジオがガードに入る。
「それ以上Aに近づくなよ、リーダー」
「こいつがボスの事を知っている者であってもか？」
「はぁ？」
「Aは恐らくボスと繋がっている。組織の人間にしかわからないような事を一般の奴が知っているはずがないからな」
「おいおい、お前……」
マジかよ、とAを見つめるホルマジオは、少しづつAへの不信感が募り出す。リゾットは一度咳払いをしてこう続けた。
「ひとまずは様子を見る。まぁ、無害であることを祈るが、恐らく大丈夫だろう」
「……採用したのお前だしな」
「あぁ。多分何もないだろうと思って採用した」
「じゃあいいじゃねぇかよ」
「俺たちは別にボスについて聞き出そうなんてことはしない。だが、詳細を知っている者として警戒させてもらう」
とんでもない接点を持ってしまったAは、帰ったらまずはディアボロに八つ当たりする事をここで決めた。
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幽子(プロフ) - おさばさん» おさばさんコメントありがとうございます！こんな長々と締りのない作品を最後まで見てくださったこと感謝致します！！！！機会がありましたら別作品も読んでみてくださいね(⌒▽⌒) (2020年12月6日 21時) (
レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
おさば - 執筆お疲れさまですm(_ _)m 楽しく読ませていただきました！出会えて良かったです！ (2020年11月30日 19時) (レス) id: 1de1f7238a (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - レーナさん» あぁぁぁああお久しぶりですレーナさんん！！これが処女作なんで次回作出来たらぜひ、、いつ出るかはわかりませんがwしかし長い長い更新を待ってくださってありがとうございました(土下座)次も多分こんな感じだと思うので(学習しない)、今後ともよろしくです（^ω^） (2020年4月13日 18時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 遅くなったァァァァァァすんませんしたァァ（リアル土下座）作品終わりましたね！これを機に他の幽子さんの作品みます(｡ ・`ω・´) ｷﾗﾝ☆（いやこの作品見た時から見ろ）あっちこっちコメントしたら迷惑になるでしょうが（あーそうか一気にコメするの迷惑かもね） (2020年4月12日 18時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
幽子(プロフ) - もっちさん» わー！もっちさぁん!!!!こちらこそ感謝です!!!!作品どころか私自身の事も応援して頂いて、、嬉しい限りです。次の作品は一応考えてはいるので、もう少し具体的になったら出そうと思ってますので少々お待ちくださいませ！！ (2020年4月11日 17時) (レス) id: c4f9052a2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽子
作成日時：2018年10月20日 9時
